【新刊】発達心理学・再入門:ブレークスルーを生んだ14の研究

dun (2017年3月24日 21:58)|コメント(0)| トラックバック(0)

監訳と1つの章の翻訳を手がけた本が出ました。

アラン・M・スレーター、ポール・C・クイン(編)加藤弘通・川田学・伊藤崇(監訳) (2017). 発達心理学・再入門:ブレークスルーを生んだ14の研究 新曜社

出版社の紹介ページ

上記サイトより,目次を掲載してみます。古典と呼びうる研究や著名な研究者が並んでいるのが分かると思います。お手に取っていただき,これを機会に原著にチャレンジするのもよいでしょう。

1 アタッチメントと早期の社会的剥奪:ハーロウのサルの研究再訪
2 条件づけられた情動反応:ワトソンとレイナーの「アルバート坊や実験」を越えて
3 崖っぷちの乳児:視覚的断崖を超えて
4 ピアジェ再訪:子どもの問題解決能力の研究からの一展望
5 乳児期における模倣:メルツォフとムーア(1977)の研究再訪
6 乳児期における対象の永続性:ベイラージョンの跳ね橋実験再訪
7 子どもの目撃記憶と被暗示性:セシとブルックのレビュー(1993)再訪
8 IQはどれほど上げることができるのか?:ジェンセン(1969)の問いと答えへの最新の展望
9 読みとつづり:ブラッドリーとブライアントの研究再訪
10 心の理論と自閉症:バロン=コーエンたちのサリーとアン課題を超えて
11 道徳性の発達:コールバーグの段階再訪
12 攻撃性:バンデューラのボボ人形研究を超えて
13 言語発達:エイマスたちによる/ba/と/pa/の弁別研究再訪
14 子どもにおけるレジリエンス:ラターの名著とその後の発展

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ナイトフィットネスはじめました

dun (2016年10月 4日 22:06)|コメント(0)| トラックバック(0)

札幌に来て早や14年。これまでは体育会系のイベントに参加する機会はごく限られていました。子どもの運動会で玉入れをするくらいです。

しかし厄年を迎え,いよいよ,何をするにしても体と相談しなければならない時期が来ました。

思い切って,西健康づくりセンターで火曜夜に開講されるナイトフィットネスというのに申し込みました。えいやっと。

理由は2つで,1つは単純に健康になりたいので。もう1つは,毎週のゼミでインプロをやるにあたり,体をもみほぐしておきたいと思ったからです。

で,本日最初の回に行ってみました。周りの壁が一面鏡張りというスタジオの中に入ると,マットと平均台の小さいやつ,それにバーベルとテニスボールとふよふよしたハンドボールくらいの大きさのボール。

ヘッドセットマイクをつけたインストラクターの指示の元で,体のもみほぐしから,スクワット,バーベルもってのスクワット,寝転がってのバーベルリフティング,などなど。

およそ1時間,激しくはないものの,各所の筋肉に確実に効きそうなメニューで,軽く汗をかく程度でした。

30人くらいの参加者は,だいたい私と同じか少し上の年代の男女。みなさん自分のできる範囲で,無理なく,参加されておられました。

インストラクターの指示の出し方やそれに対する自分の反応の仕方をモニターしていると,大学での講義に生かせそうなヒントがいくつか見えてきました。職業病ですね。

面白かったのは,最後のクールダウンの際,照明を落とし,音楽もゆったりめの曲に変えて行ったことでした。これって普通なのでしょうか。私は初めてなのでわかりません。例えば講義の最後の振り返りの時間に,教室の照明を消して,カーテンを閉めて,目をつぶってもらって頭をクールダウンする,というのはどうでしょう。

また,参加者個々の状態に合わせて,とにかく無理のない動きをするよういちいちインストラクターが指示を出していたのも面白いですね。例えば,腹筋をする際に膝を立てて両足を床につけるのが基本姿勢ですが,辛いようなら足の裏を持ち上げてしまってかまいません,と指示を出していました。当初の目標が,学習者の状態に合わせて臨機応変に上下に動き,また学習者自身がそこからフィードバックを受けてさらに目標を変えていくという一連の流れは見事です。

しばらく,体をほぐしながら,観察を続けてみます。

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ゼミをはじめました

dun (2016年10月 1日 00:15)|コメント(0)| トラックバック(0)

北大に来て早や14年,ついに「ゼミ」を開講しました。

「言語発達論」という看板を掲げたところ,8人の2年生と1人の3年生(しかも他学部)が来てくれました。方言など文化としての言語に関心がある人,乳児期から始まる言語発達過程に関心がある人,人間関係とコミュニケーションに関心がある人が集まりました。
こういう乱雑さはまさに期待していたものなので,とても嬉しい限り。そう,言語発達は,言語学と心理学と社会学を横断するテーマなのです(あとは情報科学も)。

ゼミの冒頭には毎週「インプロ部」を行うことも決定。からだほぐしをして,応答性を高めてから,輪読に入るという流れです。
可能な限り,読書会延長戦としての飲み会も毎週おこなう所存です。

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