書き起こし随想(1) 勝手に学ぶ

dun (2009年10月31日 21:22)|コメント(0)| トラックバック(0)

 小学校の授業について、可能な限りすべての子どもの発話を聞き取りながら書き起こしを作っている。ひとりひとりに専用のICレコーダを装着してもらったので、つぶやきが聞こえて大変に興味深い。

 それを聞いていて思うことは、教師の発話も他の子どもの発言も、ある子どもにとっては背景音のひとつに過ぎないということ。実際のところ、教室内の座席位置によっては教師の声の聞こえ方に著しい違いがある。

 加えて、子どもは学習のコンテクストを授業内でみずから選択し、作り出し、なんらかの達成を得ようとしていることも見えてきた。仮想的なたとえを出せば、授業中に消しゴムかすを一生懸命作ろうとしているとか、一言もしゃべらずにいようとしているとか。これを悪くとらえれば、「授業に参加していない」のであるが、もう少しポジティブに受けとめるロジックは作れないか。

 月並みな言い方であるが、「授業に参加していない」ように見える子どもも、学ぶことを放棄しているわけではない。みずから学習の課題を設定するなかでコンテクストを選択し、その枠内で課題達成しようとしているのである。要は、子どもは勝手に学んでいるのである。

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スタッドレスを手に入れた

dun (2009年10月30日 21:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

 北海道ではすでに明日くらいから雪の予報が出ている。

 ストーブはもう10月の半ばで出した。朝晩大活躍である。

 まだ準備していなかったのが、車のタイヤ。夏タイヤに履き替えたときに、車を購入した際についてきた中古のスタッドレスを処分してしまったので、今回新しく買い直した。

 近所のオートバックスで一番安いのを。履き替えるのもやってもらって、3万ちょい。

 家持ちでない我が家では、冬の支度はこれくらいである。くるならこい。

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ギターを手に入れた

dun (2009年10月27日 21:20)|コメント(0)| トラックバック(0)

 家族でふらりと近所のリサイクルショップに入った。店の奥に中古の楽器が並んでいて、そのなかに小さなギターが立てかけられていた。値札を見ると2300円。衝動買いしてしまった。

 何でもいいので楽器を演奏したい欲求は常日頃よりあった。ずっと前から実はこんなのが欲しくてたまらなかったのだが高くて手が出ない。しかたないのでこんなやつ↓とかこんなやつ↓↓はどうかと思い悩んでいた。

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 そんなときに安い代物に出会ってしまったために、ついつい懐も緩んでしまったのである。

 さてギターであるが、弾いたことはない。ホウキでエアギターは小学生の頃からしていたが、本物はない。どうやって扱えばいいのかわからないので、とりあえずネットでギター入門的なページを探してみた。

 どうやら最初にチューニングしなければならないらしい。そりゃそうだね。弦をゆるめたり張ったりして6本の弦すべてをチューニングする。弦をはじくことそのものが楽しい。はじくたびにボディに振動が伝わってきておもしろい。なんとなく音を合わせてみたものの、ジャーンとかきならすと和音が気持ち悪い。どこかの弦がずれているのだろう。

 思い切ってチューナーを買ってみた。近所の楽器屋で、4000円。ギター本体よりも高い。あとピックも。

 さてどうなることやら。

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Skypeは便利だ

dun (2009年10月23日 21:18)|コメント(0)| トラックバック(0)

 先日に引き続き、2度目のSkypeチャレンジ。たった今、会話が終了したところ。

 今回はアメリカとの通話だったが、前回のトラブルはなんだったんだろうと思うほど、快適だった。声がとぎれることもなく、映像もばっちり。

 2人でエクセルのデータをそれぞれの環境で開きながらの打ち合わせ中、ぼくの方で古いデータを先方に送っていたことに気づいた。メールで最新のデータを送ろうとすると、「Skypeで送れますよ」のこと。ファイルをドロップすると、あっという間に向こうに送られた。

 すごいなあ、便利だなあ、Skype。

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Skypeは難しい

dun (2009年10月19日 21:14)|コメント(0)| トラックバック(0)

 とある打ち合わせのため、日曜なるも大学へ。

 打ち合わせ会場は横浜である。札幌の研究室と横浜の某研究室とをSkypeで結んでみる。某研究室に打ち合わせ参加メンバーがそろっていて、ぼくは一人このような形での参加である。アカウントは以前から取っておいたのだけど、使う機会がなかったので、初めての体験である。

 最初はとても面白かった。時代は進んだなあ。

 さて、打ち合わせが終わり、結果として思ったこと。

 可能であれば、会話の場に直接いた方がいい。

 ネットワークの調子如何で、動画と音声のクオリティがコロコロと変わる。最後の方はぷつぷつ途切れてばかりであちらの会話がほとんど聞き取れなかった。

 それもあるのだろうが、今、自分に話しかけられているのかどうかがよくわからない場合が多い。「伊藤さん」という言葉が会話の端々に出てくるのだが、それが自分に対する呼びかけなのか、それとも自分のことが話題に上っているだけなのかが判別つかない。

 これは相互行為分析的にはよく理解できる。というのも、会話場面において参加者はネクストスピーカーの選択のためにいくつものリソースを用いているのだが、そのうちいくつかがSkypeでは使えない。たとえば視線などだ。向こうでは複数の参加者が視線のやりとりをしていて、会話のアドレスが自明であるために、かえってこちらには不明になる。このことは、文字によるチャットと比較すればよくわかる。文字だけであればネクストスピーカーの選択を文字で行うことになるから、参加者全員にとって自明になる。

 そういったことを考慮に入れた上で、ひとくふう入れれば、とても楽しいツールになりそう。たぶんそういう工夫はもうすでになされているのだろうな。

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一晩三軒

dun (2009年10月15日 21:11)|コメント(0)| トラックバック(0)

 ひとつ所に腰を落ち着けて飲むというのがなかなかできない。1時間ほどで席を立って、次の店へ行く。はしご酒である。

 夕方過ぎから飲み始めたとして、午前様にならずに帰れて二日酔いもしない限界は、だいたい3軒。最初の店で下地を作り、次でうまい酒と料理を楽しみ、最後に訳のわからない店で遊ぶというのが最近のコースである。

 先日は東京からS氏がおいでになったので、2日続けて迎え撃った。

 初日は狸小路界隈にて。最初に行ったのは「炭おやじ」。近況報告で1時間ほど。S氏は北海道のホッケ開きに目がなく、おいしそうにたいらげた。次に訪れたのは、狸小路の外れも外れにある「徳丸」。おでんと日本酒でくだらない話をする。接客する店員さんは外国の方なので、建物の雰囲気(民家を改造した古めかしい造りである)とのギャップがおもしろい。最後は趣向をがらりと変えて、シンガポールの屋台の雰囲気が味わえるという「KOPTIUM」。まわりは若い人ばかり。なんとかゴレンというのがむちゃくちゃ辛くて水をがぶがぶ飲みながら食べた。

 二日目。わたしのホームグラウンド、平岸までお出まし願う。まずはここからと、おなじみ「かみがしま」へ。ばかすか飲みまくり、食いまくり、結局2時間半ほど腰を落ち着けてしまった。会計は5千円ほど。大の大人二人でこの値段はやはり安い。次は、平岸駅前の長屋の一角にあるジンギスカン屋。ここは以前、飲み屋で知り合った女性に連れられて来たことがある、常連しか入らないような所。S氏いわく、新宿ゴールデン街にある飲み屋の風情だそうだ。最後は、平岸駅から中の島方面へ少し歩いたところにある居酒屋「高雄」。落ち着いてうまいものを食べる。だいぶ酒が回ってきて、10時過ぎだと言うにもう退散。

 次の日、S氏は「帰りたくない」と言いながら飛行機に乗って行ってしまった。

 そんなこんなで飲むのはしばらくいいかなと思っていたが、ちょっと仕事上いろいろあったので、つい先日Hくんを誘ってすすきのへ。

 一軒目は「金富士」。ビール、酒、やきとり、卵焼き、ポテサラ、湯豆腐。よしなしごとを話す。さてどうしようかと二軒目に選んだのは、「あんぽん」。かの太田先生ご推薦のお店である。狭い階段を登っていったさきの扉を開くと、コの字型のカウンターには先客が一人。ここに来たら牡蠣である。生と焼いたのを1つずつ。それにホヤ塩辛。これをアテに、酒をひたすら。難しい話を始める。

 さて最後の店であるが、どうせならと思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで行ってみることにした。バー「やまざき」。日本全国の酒飲みで知らない者はないという激烈な有名店である。マスターはすでに喜寿を越えておられるはずだが、まだ店に立っている。そのマスターはたぶん8時過ぎには店に来ているはず。ドキドキと自動ドアを開けてカウンターに。マスターのご尊顔を拝見。座った両隣のお客さんがシルエットを切ってもらっていた。

 ジンリッキーにモスコミュール。モスコミュールは、小さなビアマグに入って出てきた。新宿の「ドンキホーテ」と同じスタイル(向こうのマスターがこちらのマスターのお弟子さんなのだから当たり前かもしれないが)。聞いたらジンジャービアでも作れるみたいなので、次来るときはそれでお願いしよう。

 こうやって少しずつ店の幅を広げていくのも楽しいものである。

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『白痴』

dun (2009年10月11日 21:09)|コメント(0)| トラックバック(0)

 久々にDVDで映画を観る。

 黒澤明監督の『白痴』(1951年、松竹)。原作はドストエフスキーの同名の小説であり、舞台を札幌にうつした以外はほぼ原作通りのストーリーをなぞる。主演は原節子、森雅之、三船敏郎、久我美子。

 黒いコートに身を包み魔女のような立ち居振る舞いをする原節子と、終始おろおろしてばかりで何をしたいのかよくわからない三船敏郎が、新鮮であった。

 ストーリーや人物よりも、背景となる昭和20年代の札幌の町の姿の方がおもしろい。2月の雪深い札幌でのロケだったそうだ。

 冒頭にちらりと見える旧札幌駅舎。駅前にはまだ高いビルなどひとつもなく、市電はたくさん走っている。馬車もまだまだ元気だ。

 最近の札幌で暮らしていると、年長者の方から、雪が降っても「昔はこんなもんじゃなかった」という話をよく聞く。じゃあどんなもんだったんだろうと思っていたが、なんとなくわかった。なにしろ雪が屋根の高さまで積んであるし、つららは大根のように太い。除雪車もまだあるまいし、どうやって雪かきをしていたのだろうか。

 そんなところばかり気にしながら観ていた。

 
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2度目の運動会

dun (2009年10月 3日 21:05)|コメント(0)| トラックバック(0)

 本日土曜日、アマネの通う保育園の運動会がありました。

 昨日まで雨が降っていたのでどうなるかと心配していましたが、おおむね晴れた天気に恵まれました(途中で少しパラつきましたが)。

 昨年は未満児のようなものだったので、ちょろっと走って、踊り「のようなもの」をやって、で終わりました。

 2回目の参加となる今年は、まがりなりにも縦割りのメンバーになりましたので、異年齢競技にも出るは、グループ対抗リレーにもでるは、踊りも「ちゃんと」踊るはと、出ずっぱりでした。

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 運動会を見ていて思うのは、やはり年齢差です。年少と年長では、身体的なパフォーマンスが格段に違います。年少はまだ自分の体に振り回されているようで、たとえば走る際もポテポテと、足の赴くまま進むように感じます。一方で年長になると、はっきりと自分の体を統御しているように見えます。走る際の手足に躍動感があります。

 親として見れば、1年ごとに「ここまでできるようになったのか」と感慨無量にもなるでしょうね。

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