2012年に向けて

もうすぐ今年も終わり,2012年が来ようとしています。

これを書いている今現在,まったく年の瀬の気分がありません。なんででしょうかね。

おそらくは,3月の震災や原発のせいで,身内に直接的な被害が出ていて,気が休まらないということもひとつあるのでしょう。日本や世界も含めて経済の展望がまったく見えず,経済が目的化してしまった社会そのものがうろうろしているというのもあるかもしれません。

それでも暦の上では新しい年が始まるわけで,年度で動く大学に身を置くものとしては4月からのルーティンワークに向けて粛々と準備することもまた必要です。

ですから,来年から何か新しいことを始めるわけでもないのですが,どんな仕事をするのか漠然と構想するのは,行動の指針という意味でも大事かな,と思ってます。

自分の仕事においては,2011年を「アウトプットの年」と位置づけて望みました。そのおかげか,学会発表は国内・国際あわせて4件,シンポなどへの登壇(指定討論含む)は6件,論文は2本(うち1本はまだ印刷中),エッセイみたいなのが2本,1~2章書いた本が2冊と,ほんとうに必要最低限ではあると思いますが,過去最高の出力量でした。

「ブレイクしたね」と言われましたが,すでにスランプなので,一発屋の雰囲気が濃厚です。

2012年は,「分析と総合の年」としたいと思います。

そんなわけで,みなさまよいお年をお迎えください。

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