2013年度前期始まる

今年は冬につもった雪が多すぎて街中はもちろん,大学構内も春らしい植物の芽生えはまだ見えません。

そんななか,月曜から新年度が始まりました。

13年度前期は,月曜に非常勤講師としての大学院科目が1つ,火曜に学部3年生の実習と2年生の調査法,水曜にゼミ,木曜に大学院の研究法を担当します。

実習系が多いのですが,その中でも前半はなるべくテキストを使って輪読するスタイルを取りたいと考えています。

学部生には,石黒広昭先生の「AV機器をもってフィールドへ」と柴山真琴先生の「子どもエスノグラフィー入門」。それに発達心理学会が出している発達科学ハンドブックシリーズから「研究法と尺度」から選んだ章を読んでもらいます。

AV機器をもってフィールドへ―保育・教育・社会的実践の理解と研究のために 子どもエスノグラフィー入門―技法の基礎から活用まで 研究法と尺度 (発達科学ハンドブック 第2巻)

大学院生には,次の2冊を選びました。Bakeman & Gottman (1997). "Observing interaction" (2nd ed)とHeath, Hindmarsh & Luff (2010). "Video in qualitative research"です。

Observing Interaction: An Introduction to Sequential Analysis Video in Qualitative Research (Introducing Qualitative Methods series)

学部ではゼミと連動させて幼稚園に観察に行くことを予定しています。大学院では各自の関心にそって撮影をしてきてもらい,分析・プレゼンを行ってもらえればと思っています。

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