大教室で講義をするために(2)

dun (2014年2月14日 17:17)|コメント(0)| トラックバック(0)

2. 講義用のスライドを用いたレジュメ

何のことはないのですが,要は,パワーポイントのスライドを用いて講義を行うため,そのスライドをレジュメとして配布したというだけの話です。

昨年までは,私はパワーポイントで作成した配布資料をレジュメとして配ることはできれば避けていました(学会などでは別です)。私が話すことをノートにとってほしかったからです。その代わり,スライドに盛り込んだ図表などは資料として配布していました。ただ,私の話すスピードが速いのと,どうしても作り込むスライドの枚数が多くなり,多くの学生がノートをとれきれずに追いつかないという結果になってしまっていました。

これだと,ノートをとる気にもならずに結果的に講義に参加しにくくなってしまうのでは,と考え直すにいたりました。実際に受講生からはスライドを配布資料にしないことに対する不満が毎回出ていました。

そこで今回から方針を変え,スライドを印刷して,講義前に受講生に配ることとしました。

パワーポイントのスライドを配布資料としたものは,おそらく大学にいれば一度は目にしたことがあるでしょう。その作成の仕方はいろいろあると思いますが,私には以下のこだわりがあります。

・A4横置きの用紙に,スライドを4枚掲載するスタイルとすること。

 パワーポイントで配布資料を作成する際に,多くの方はA4「縦置き」に6枚を掲載する方が多いように思います。ただこれでは,スライド1枚ずつが小さくなってしまい,いきおい,スライドの中に書かれた文字も小さくなってしまい見づらいように思っています。そこで,スライド1枚ずつを大きく見せるために上記のスタイルを採用しました。

 前述のようにサポートサイトに配布資料をあげてありますので,どんなものかご覧ください。

 ただし…

・講義の際に提示したスライドと,配付資料に掲載するスライドを微妙に変えること。

 これには3つの理由があります。

 1つ目は,著作権の関係。私は今回担当した講義においてドラマ「あまちゃん」を利用しました。ドラマの内容を伝えるために,NHKの公式サイトにあがっているいくつもの写真をピックアップし,講義中に用いるスライドの中に盛り込みました。ただ,そのスライドをそのまま印刷し,受講生に配ることはやめた方がいいだろうと判断しました。そこで,NHKのサイトからもってきた写真をスライドから削ったバージョンのパワーポイントファイルを作成し,それを配布資料用として印刷することにしていました。サポートサイトにあがっているのはこのファイルをPDFにしたものです。

 2つ目は,講義に参加し,ノートをとってもらうこと。パワーポイントのスライドをレジュメとして配布するのを嫌う先生(昨年までの私を含めて)の話をうかがうと,「レジュメを配ると,学生はそれをもってすぐに教室から出て行ってしまう」「学生はまったくノートをとらない」と嘆いておられました。確かにそのように行動することは合理的ではあります。なぜなら教員が講義中に説明することの「要点」がすべて盛り込まれているから,あえて自分でノートをとる必要がないわけです。今回は講義中に用いるスライドと配布資料を微妙に変えたので,講義に実際に参加し,投影されているスライドの表記と手元の資料とを見比べながら不足している部分をノートしていかないと,資料を十分に理解できないようになっていたかと思います。

 3つ目は,えー,ここまで書いているうちに忘れました。思い出したら追記します。


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