新年早々

dun (2014年1月 2日 22:04)|コメント(0)| トラックバック(0)

新年あけましておめでとうございます。更新の少ないブログですが,今年もよろしくお願いします。

さて,新年早々の大失敗といい話です。

息子とスキーに行ってきました。彼は年末,藻岩山でやっているスキー教室に通っていたのですが,慣れているところで滑りたいというので,藻岩山スキー場に行きました。

ぼくはスキーをするときも家の鍵やらiPhoneやら財布やらをウェアのポケットに入れておきます。ただ,落とすといけないので,中のものが飛び出ないようマジックテープでポケットの縁を閉じることのできる場所に納めておきます。

雪が降ったりやんだりの天候の中,午前中からひとしきり滑り,昼を食べながら休憩。ぼくがコーヒーを飲む間,息子がゲームをしたいというのでiPhoneを貸しておきました。

休憩を終えて滑り始める前,息子に貸したやつをポケットに戻しました。ただ,そのポケットはウェアの中に着た普通のシャツの胸ポケットでした。

さて,ファミリー向けのゲレンデ滑っていると,バランスを崩して豪快に転んでしまいました。息子はその様子を見て大笑い。

4時間も滑り,くたびれたので帰途につきます。

帰りの車の中で,胸ポケットをまさぐると,入れたはずのiPhoneがありません。あちこちのポケットを探してみましたが,どこにもないのです。思いつくのは,午後に転んだときに胸ポケットから落ちたのに気づかなかったという可能性です。

自宅に戻り,iPadのFind iPhoneアプリを起動させてみると,藻岩山スキー場にあると表示されました。ただ,ゲレンデに落ちているものと思っていましたが,iPhoneの方の電源が生きているということは,寒い場所ではなく暖かい室内に置かれている可能性があります。

ということで管理事務所に電話をしてみると,「届いています」とのこと。よかった,助かった,と安心して,再び藻岩山へ。

管理事務所に行ってみると奥から出してくれたのは確かに自分のものでした。聞いてみると,スキー教室で滑っていた小学生が拾ってとどけてくれたとのこと。

新年早々の大失敗でしたが,小学生に助けてもらいました。読んでくれている可能性はほとんどないと思いますがお礼を書いておきます。ありがとうございました。

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年頭にあたって

dun (2012年1月 3日 21:19)|コメント(0)| トラックバック(0)

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

正月休みは層雲峡温泉に行っていました。層雲閣というホテルでしたが,食事もよかったですし,お湯も気持ちよかったです。頭を洗ってから露天風呂に行くと,髪の毛はあっという間に凍るということを初めて知りました。

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(高速で行く途中の砂川SAの駐車場に設けてあった,そり滑り用のゲレンデ。無料で遊べました。)

帰っても特に何するでもなく,いちおう家族で初詣には行きましたが,普段の休日のような過ごし方でした。

それでも街に出ればやはり正月気分になるわけで,近くのショッピングモールではちびっこ餅つき体験をしていましたので参加してきました。

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今年は息子も小学生。早いものです。3月には集合住宅ですが,新居に引っ越すことになります。暮らしのパターンをぼちぼちと変えていかねばならない年になりますが,慌てず騒がず落ち着いていく所存であります。

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さっぽろオータムフェスト

dun (2011年9月23日 19:27)|コメント(0)| トラックバック(0)

 

9月は家を空けすぎました。この3連休は家でのんびりしようと思ったのですが,根が貧乏性なのでじっとしているのももったいなく,結局街に出てきました。

街ではちょうど大通りでさっぽろオータムフェストなる催しをやっています。大通り公園の4丁目から8丁目までを使った食の祭典です。

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上野写真は8丁目の様子ですが,道内各市町村が食材とそれを使った料理を持ち寄って提供してくれています。真ん中で白くもやっているのはサンマを焼く煙のようです。

昼過ぎには激烈に混んで料理を運ぶのもままならなくなるのは目に見えているので,11時過ぎにはもう食べてしまいました。オホーツク塩ラーメンとホッキチャウダー,牛肉巻き。塩ラーメンはまあまあおいしかったですかね。

子どもは人混みを歩くのが疲れてしまいましたが,8丁目の公園に来ると元気に遊び始めます。

イサムノグチのブラックスライドマントラ。10回は滑りましたかね。永久機関のように,滑ったら登り,滑っては登り。

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くたびれたので帰りました。実はテレビ塔の非常階段を展望台まで登るというイベントにも参加していたのですが,子どもも私も高所恐怖症で登れなくて途中で棄権したというのは内緒。

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夏の積丹半島へ

dun (2011年8月21日 21:05)|コメント(0)| トラックバック(0)

北海道の夏ももうそろそろ終わりです.すっかり涼しくなってきました.

せっかくなので,未踏の地,積丹半島へ行ってみることに.

街から高速で1時間ちょっと,小樽を抜けてまずは余市へ.ニッカウヰスキーのディスティラリーに後ろ髪引かれながらも,その隣にある道の駅スペースアップルよいちに寄ります.余市は宇宙飛行士の毛利さんが生まれた地,宇宙科学館に入って展示を見てきました.

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昼をすませていざ積丹半島へ.海岸沿いの道をくねくねと走ると,海中につきだしたいくつもの岬に出会います.

積丹岬と神威岬のあいだあたりにある,国道沿いの野塚野営場に到着.息子が車中で「磯で貝を採りたい」と騒ぐので,よさげな岩場を探しながらここにたどりつきました.

いつでもキャンプが楽しめるサイトなのだそうですが,昼過ぎのこの時間帯はそういう人はおらず,もっぱら砂浜でバーベキューや海水浴を楽しむ人ばかり.こちらは海水浴をする準備もせずに行き当たりばったりで来てしまったので,磯遊びをするだけにしました.

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海水はとても澄んでいて,日もよかったのか波もおだやかでした.先月にでかけた長崎は平戸の海と似てますね.今度は,一日遊べるだけの準備をして来たいです.

帰りがけ,ちらっと神威岬にも寄ってきました.水平線が遙かに見え,絶景ですね.

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行き当たりばったりではなく,もう少し計画をして1~2泊しながらのんびり回りたい場所でした.

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平戸・佐世保紀行

dun (2011年7月19日 20:59)|コメント(0)| トラックバック(0)

連休に夏休みをつけて,家内の実家のある長崎へ行ってきました。以前訪れて家族がみな魅了されてしまった,平戸の根獅子海水浴場で泳ぎたくて,あえて暑いこの時期の旅行としたのでした。

朝9時半ごろ長崎の街を出て,のんびりと車を走らせて平戸に到着したのは13時頃。太陽は真上から照りつけています。今日の宿としたのは蘭風というホテルなのですが,まだチェックインするには早いので,早々に根獅子に行くことに。

2年前訪れたのと同じ遠浅の海は潮が引いていて砂浜をだいぶ歩かなければ水につかれません。ほとんど波もなく,底が見えるほど透き通っていて,まるでプールのようです。アマネは浮き輪につかまってぷかぷかしています。大人も存分に泳ぎました。

一泊し,明けて平戸2日目。ホテルのチェックアウトが11時までだったので,朝食後,ホテルの目の前にある千里が浜の海で泳ぐことに。ただここ,どうも2年の間に手を入れたらしく,以前の遠浅の浜ではなくなっていました。海には木くずや葉っぱが浮かび,あまり気持ちよくありません。

午後からは平戸の隣にある生月島へ。平戸からは生月大橋を通って車で行くことができます。

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島の北にある海浜公園には磯の生き物がわんさかいました。親子で夢中になって貝やらヤドカリやら小魚やらウミウシやらを追いかけました。

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島の海を堪能して,長崎方面へ。ただ,まっすぐに帰ることはせず,途中の佐世保に一泊します。街を見下ろすホテル,万松楼が今夜の宿。

明けて3日目。九十九島をめぐるクルーズに参加することに。西海パールシーリゾートから出ている遊覧船に乗り込み,50分ほどの船旅です。日の光は相変わらず強いですが,海を渡る風が爽やかでさほど暑さを感じません。

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海の上では感じなかった暑さも,陸に上がれば強烈です。涼むのにちょうどいいのが,リゾート内にある水族館「海きらら」。正直あまり期待していなかったのですが,ここが子連れにはとてもよい場所だということが分かりました。

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九十九島の海をテーマにした展示は工夫されていて,生態系が分かりやすくなっています。大きな水槽を上から照らすのは日の光で,天気がいいとこのようにまるで海の中にいるような感じになります。

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屋外のプールにはイルカがいて,陸の人間に向かってボールを投げてくれます。うまくすると,何度もキャッチボールをすることができるようで,イルカ好きにはたまらないようです。

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この水族館のいいところは,子どもが遊ぶスペースがあるところです。魚に興味のない子どももこれで大丈夫。写真でアマネが登っているのは,カブトガニを模した遊具です。

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こうして帰路につきました。海を堪能した3日間でした。

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先週末の出来事

dun (2011年6月22日 06:42)|コメント(0)| トラックバック(0)

6月も半ばを過ぎて外遊びが楽しい時期になってきました。この機を逃してはもったいないので,週末はあちこちに出かけてます。

土曜は,京極に行ってきました。ふきだし公園で水を汲むのも目的の一つでしたが,今回は札幌から走った途中の道ばたにある,ずっと気になっていたうどん屋に入ることを最大の目的としました。「野々傘(ののさん)」と言うのですが,前を通るたびに店の前の駐車場が車でいっぱいで,そんなに人気ならばと行く気になったわけです。

11時オープンなのでそれに合わせてたどり着くとすでに店の中はいっぱいでした。お店の方に名前を告げてあらかじめ食べるものを注文しておきます。携帯の番号を伝えておけば,席が空いたときに連絡をしてくれますので外で待っていても大丈夫。

待つこと30分ほど,ようやく座敷に。季節ものということでアスパラ天をのせた冷やしうどんをいただきました。まあなかなかおいしかったです。公園で水を汲んで帰りました。

明けて日曜,朝からいい天気なので,簡易テントと弁当をもって野幌森林公園まで行ってきました。ここは初めてです。

まずは,遠くからでもよく見える,例のあの塔に登ってみました。

P1070938.jpg ←例のあの塔(百年記念塔というのが正式名らしい)

そのまま,開拓の村にでも行こうかと思ったのですが,何を思ったかアマネが森の中を歩くと言いだし,遊歩道に分け入ることに。人工林と原生林の入り交じった中に細い歩道が造られています。30分ほどわさわさと歩くと,開けた場所に出ました。そこに簡易テントを置いて,一休み。

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平坦な道だったとはいえ,30分も大人にひっついて歩いていられるようになったのが父親としては嬉しいもの。

その日の夜は,家内の誕生日ということで,近所にあるイタリア料理屋「TATSUMI」で夕食を楽しみました。

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ここは,料理の味がいいのはもちろんのこと,子連れでも気兼ねなく入れるようにいろいろと工夫してくださっているところです。小さな子どもがいるご家族には絶対のおすすめ。

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紋別紀行

dun (2011年5月14日 18:49)|コメント(0)| トラックバック(0)

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もう先週のことになりますが、連休を使って紋別方面へ行ってきました。特に理由はありませんが、まあ行ったことがなかったので。

一気に紋別まで行くのも味がないので、途中で高速を降り、旭岳温泉に一泊。その後紋別を経由して温根湯温泉に一泊して帰る旅程。

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行く前日に山に雪が降ったという情報が舞い込み、せっかく履き替えたのにまた冬タイヤに戻してから出発。

2時間強で旭岳温泉に到着。あいにくの曇り空でしたが、一瞬の晴れ間に、目の前に純白の旭岳が現れました。

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2日目。みぞれになりかけの雨が降り、とても寒い。本当に5月なのかと思いながら出発。

浮島峠を通って滝上へ。名物の芝桜公園もまだまだこんな感じ。

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紋別へ。街には用事はないので、「とっかりセンター」へ。とっかりとはアザラシのこと。てっきり広々とした建物にアザラシがうようよしてるのかと思っていたら、駐車場の裏にこっそり建てたようなささやかな施設でした。

それでも、アザラシに触り放題の時間もあって、 ごく近くで見られたのでよかったです。

遠軽経由で温根湯温泉へ。なんだか道程がジグザグしていて非常に効率が悪い。

旭川から北見に向かう道ばたに、唐突に温泉街が現れるという不思議さ。夜、ホテルを抜け出して入った居酒屋で、往時の盛況ぶりをうかがいました。

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3日目。晴天。北見を経由して網走、サロマ湖へ。

途中の道の駅でホタテを食べつつ、サロマ湖のほとりにある遊園地、ファミリー愛ランドYOUに到着。道の駅の裏手に広がる遊園地で、規模は去年まで円山動物園にあったキッズランドくらいの広さ。一通りの遊具がそろっていて、半日は楽しめます。一日はいられませんが。

帰り道は、丸瀬布から高速に乗って一気に札幌へ。…のはずでしたが、途中、旭川のトンネルで事故があり、降ろされてしまいました。仕方なく、同じように高速を降ろされた車でひどく渋滞する中、下道で深川まで。道の駅でうまい釜飯を食べてから再び高速に復帰。夜8時くらいに帰宅しました。

北海道は、目的地と目的地の間がとにかく遠いということが分かった旅行でした。

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米澤嘉博記念図書館へ行く

dun (2011年4月18日 21:14)|コメント(0)| トラックバック(0)

週末にかけて東京へ出張。今年度の科研の打ち合わせで、方針を確認する。

帰りの飛行機まで時間がたっぷりとあったので、かねてより来てみたかった、明大の米澤嘉博記念図書館へ。ちょうどいま、「吾妻ひでお展」が開催されている。これが目当て。

明大の建物が林立する一角のビルをまるまる使った図書館。1階が展示室、2階以上が閲覧室と書庫。吾妻ひでお展は展示室の一角を使った展示。そのほかにも、常設とおぼしき、米澤嘉博のコレクションの一部がケースに入っているのを見ることができる。これを見るだけでも面白い。

さて吾妻ひでお展。米澤氏はかつて吾妻ひでおを論じるときには「阿島俊」名義を用いていたほどのファン。吾妻ひでおもまた、作品の中に米澤氏をモデルとしたキャラクターを登場させており(そのキャラの出ている作品の原画も展示されていた)、単なるファンと作家といったありきたりな関係ではなかったものと思う。

展示では、初期から現在までのすべての単行本が横一列に並べられ、その下にテーマごとの作品や原画、小説の表紙などめずらしい仕事の数々が一堂に会していた。話には聞いていたものの今となっては「実物」を手に入れることのできないものが多く、眼福である。

ベーホの「ふるむまかおめら」、クルムヘトロジャンの「へろ」。初めて見た。装丁の違いによる版がいくつかあったことも初めて知る。

「不条理日記」の解題は、「吾妻ひでお大全集」をベースにしていると思うが、元ネタに訳者の違いによるいくつかのバージョンがある場合すべて網羅してあってよりマニアックになっていた。

これほどの規模の(といっても、ビルのワンフロアのさらにその一角、なのだけど)吾妻ひでおの展覧会は、おそらく、これが最初で最後であろう。ちょっとでも気になる人は絶対に行くべし。

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逗子マリーナにて

dun (2011年1月30日 12:52)|コメント(0)| トラックバック(0)

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大学院の後輩,今は大正大学で教えている香川秀太君の結婚式に行ってきました。

場所は逗子マリーナ。鎌倉の山を背に,のどかな海を望むリゾートです。チャペルからはひねもすのたりのたりした海が見えてとても気持ちのよい場所でした。

新婦は久珠子さん。筑波大の心理出身で,学部生時代に院生だった香川君と出会ったそうです。

二人の門出の式に,大学院の研究室のメンバーが,OBOG含め勢揃いしました。それぞれ各地に散って働いている上,学会も来たり来なかったりなので,こういう機会でもなければ顔を合わせることもなくなってきましたね。

新婦からの手紙に,お父さんが号泣しておりました。またそれを見た大学の先生たちもぼろぼろ泣いたりして。

お二人でここまで準備するのは大変だったと思いますが,とてもよい披露宴でした。本当におめでとうございました。

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南紀白浜紀行

dun (2010年12月31日 11:53)|コメント(0)| トラックバック(0)

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年末の休暇に有給をくっつけて、和歌山県は白浜温泉に行ってきました。なぜあえて和歌山かと言うと、温泉に入りたいというのはもちろんですが、パンダを見たいということと、アマネを新幹線に乗せたいということがありました。

パンダは、白浜にあるアドベンチャーワールドという動物園兼遊園地にいるそうです。上野にも来年にはパンダが来るそうですが、一足先に見ようというわけ。しかも今夏生まれたばかりの赤ちゃんがいるとあって、(大人の)期待が高まります。

新幹線は男の子なら誰でも興味があるでしょうが、北海道にいるとまず実物にお目にかかることはない代物。そこで、和歌山から茨城の実家に帰省する帰りがけ、新大阪から東京までをのぞみに乗って行こうというわけ。

アマネは実家にいるいとこと早く遊びたい様子で、大きく遠回りして帰省する意味は子ども的にはあまりないのかもしれませんが、せっかくですからね。

大阪から特急くろしおに乗って白浜駅を下車。飛行機は関空で降りました。

着いたその日に行ったのは、白良浜そばにあるエネルギーランド。「ゆうもあ村」的なもので、やたらと「錯覚」を利用したアトラクションが多いのが特徴。エネルギーと錯覚。

次の日は一日中アドベンチャーワールドを堪能。開園時間よりも30分早く入り口に並びます。着いて初めて知りましたが、秋にライオンの赤ちゃんも生まれたようで、直接触ることのできる整理券を先着順で配るようでした(これは無料)。また、イルカとも触れあえるようで(こちらは有料)、相談して親が分担して整理券をそれぞれ手に入れました。

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パンダの赤ちゃんが出てくる時間帯は決まっているようで、開園すぐにお客さんがぞろぞろとパンダ園に歩いていきます。着いた頃にはガラスの壁に人だかりができていました。なんとか見える位置を確保。子どもは最前列に優先的に座らせてくれました。

双子パンダの海浜(かいひん)と陽浜(ようひん)が飼育係にだっこされて出てきました!

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悩殺、という言葉はかれらのためにあるのかもしれませんね。ころころと歩き回ったり、母親とじゃれあったりする姿はむちゃくちゃかわいいものでした。

ここにはシロクマもいます。いつも札幌で行っている円山動物園では一番の人気者ですが、ここでは二番手三番手に甘んじています。

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そんなわけで彼らも室内でふてくされていました。

指定の時間がきて、赤ちゃんライオンをだっこすることができました。毛がぽやぽやでかわいいもんです。

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ライオンの次はイルカ。カヌーに乗ってイルカプールを浮かびながらイルカといっしょに泳いだ後、陸に上がってかれらと握手をしたり触ってあげたり。

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動物とのふれあいを(大人が)堪能して、白浜を後にしました。

その後、無事のぞみに乗って茨城の実家にたどり着きました。そんなこんなの年末。来年もまた日本各地に親子で出没して楽しんでまいる所存であります。

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トマム~富良野~名寄~旭川の旅

dun (2010年10月12日 11:26)|コメント(0)| トラックバック(0)

週末の連休を利用して、さらには高速道路無料化実験を利用して、車で遠出してきました。

千歳恵庭JCTから道東自動車道へ、あいにく夕張で途切れているので山道をうねうねと走る。来年の秋には夕張と占冠がつながるらしいのでだいぶ楽になるだろうね。

占冠ICからトマムまではすぐ。降りてすぐのアルファリゾートトマムへ。波の出るプールがあるとかで、泳ぎに来たのである。しかしこのリゾートトマム、雨のそぼ降る中訪れたのが悪かったのか、兵どもが夢の跡といった風情のなんだかうら悲しい外観であった。山の中に唐突に現れる高層ホテルもどぎつい。

それはともかく、屋内の温水プールはそれなりに楽しく、ゆらゆらと浮かんでいた。

さてここから富良野へ向かわねばならない。南富良野の山道を抜け、麓郷の森へ。途中の農道は波のようにうねる丘陵を切り開いた畑の真ん中をつっきっている。たどり着いた頃にはもうすっかりあたりは真っ暗。おかげで今晩お世話になる、ろくごうゆらりんユースホステルを探そうとするがどこだか分からず、「北の国から」の五郎の家に迷い込んだりして、結局、アンパンマンショップに続く一本道の途中という非常にわかりやすい場所に見つけた。

ホステルを開くご夫婦にはお子さんが二人いて、上の子はアマネと同じ17年生まれと判明。2人は宿の中でちょろちょろと遊び回っていた。

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ホステルは客でいっぱい、子連れも多く、にぎやかだった。食事はとてもおいしいし、親戚の家におじゃましたような気安さで過ごせた。しかし客に占める男一人旅率の高さ、道外率の高さ、年齢層の高さには驚いた。

明けて翌日、一路旭川へ。途中にあるラベンダー畑も美瑛の丘も、もちろん旭山動物園もぷいっと通り過ぎる。本州の方からすればなんともったいないと思われるかもしれないが、今日の最初の目的地は名寄なので寄っている暇がないのである。

旭川北ICから士別剣淵へ。下道をとことこ、名寄に入るとすぐにある道の駅で、そばを食べる。以前、学生さんたちと食べに来てうまかったので再訪したかったのである。道の駅の建物が、数年間に来たときから新しくなっていた。このあたりはそばの産地でもあるが、「はくちょうもち」という餅米の産地でもある。大福を買って自分たちのおみやげとした。

ここでとって返し、再び旭川へ。旭川鷹栖で降りて、市内外れにあるカムイの杜公園へ。ここは外遊びも室内遊びもできる、子どもの天国のような場所。外にあるアスレチック的なものを縦横に走り回ったあと、室内の方へ。ここでアマネは夢中になって遊んだ。弁当を持ってくれば、一日中いられるところ。「また来たい」そうだ。

公園のすぐそばにある風呂屋、「万葉の湯」につかって滂沱と流れた汗を落とす。

市内で夕食をとろうと言うと、子どもが「うちのそばのココスで食べる」とかたくなに主張。時間は今夕方の6時。ようし分かったと、道央道を法定速度内でがんがん飛ばす。飛ばして飛ばして札幌ICに7時半に到着。無事にココスで食べることができた。

今回はかように高速道路を使い倒したが、これだけ乗ってトータル1600円。かかったのは、北広島~千歳東、それに、岩見沢~札幌のぶんだけ。心配していた渋滞も今回に関してはまったくなかった。いつまで無料化が続くのか分からないが、続くうちに道内あちこちを回ってみたい。

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ハワイぷかぷか紀行

dun (2010年10月 3日 11:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

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1週間ほど連絡が取れないと言いつつしばらく放置しておりました。その間,両親と妹家族とともに,夏休みを使ってハワイに遊びに行っていたのです。帰国した直後から後期授業の準備でわたわたとしておりまして,ようやく手が空きました。

日本を出るのも久しぶりならアメリカに入るのも初めてなので行く前はどうなることかと気をもみました。旅行の手配はすべて妹に任せてしまい,こちらはただついて行くのみなので,気をもんでもはじまらないのですが。

滞在先はハワイ島の西海岸,コナから北上したところのリゾート施設。ホテルに分散するよりもということで全員いっぺんに泊まれてキッチンや洗濯機など好きに使えるコンドミニアムに5泊。たいへん広々としていて,のんびりできました。妹夫婦の2人の子どもといっしょになって,アマネは家中走り回っていました。

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リゾートなのだからのんびりすればいいものの,せっかくだからと歩き回りたくなる貧乏性。こちらにお住まいの日本人でガイドをなさっている方にドライバーをお願いして島の南島にあるキラウェア火山に行ってみたり。下の写真は噴火口です。水蒸気がもくもくしていますね。

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上の写真はコナ空港からコンドミニアムに向かうハイウェイそばの溶岩。コナのすぐ北はだいたいこんな感じの風景で,荒涼としていました。こういうのを見ると,ハワイが火山島だというのが実感できます。

しかしまあ痩せても枯れてもそこは南国。9月末でしたが海でもプールでもじゅうぶん泳ぐことができました。日差しは強烈であっというまに日焼けしてしまいましたが,風が爽やかなので嫌らしくないのがよいです。

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コンドミニアムの施設内には宿泊客用のクラブハウスがあって,こんな感じのプールが利用できました。ちょっとシーズンがずれていたせいかほかに利用者がおらず貸し切り状態。子どもたちは浮き輪につかまってひたすらぷかぷか。

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ビーチは波が少し荒く,上のような静かな入り江で少し泳いだくらい。シュノーケリングすると底の珊瑚と魚の群れがきれいに見えました。ずっと見ていたくなる景色。

宿泊中はずっと自炊でしたので,日本と同じような食事をしていました。米も納豆も豆腐も味噌も醤油も海苔もうどんもスーパーで売ってましたのでそういう暮らしができました。たまにレストランなんかで食べると,量は多いし味付けは甘いばっかりでなかなか苦労しそうです。

それでも牛肉はおいしかったですね。ハワイ島の北側と東側にはちょうどいい草原があって,そこで牛が放牧されているのです。海からの風を受けて育つ草を食べてのんびりとストレスなく育った牛ですから,柔らかくて肉の味がしっかりとしていました。

やはり島はいいですね。

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モエレビーチ

dun (2010年7月17日 10:43)|コメント(0)| トラックバック(0)

 札幌の短い夏が今年もやってきました。しばらく雲の多くうすら寒い日が続いていたんですが,ようやくここに来て暑くなってきました。

 てなわけで,思い立ってモエレ沼公園に家族でやって来ました。目的は,モエレビーチを楽しむことです。

 モエレ沼公園- モエレビーチ

 モエレビーチは小さい子どもに人気があって,8月の休日などは芋洗い状態と聞いていましたので,これまではあえて避けていたのでした。7月ならまだ大丈夫かと思って行ってみたのでしたが,そこそこの人出だったものの,思っていたほどでもなく,のんびりと遊んできました。

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 ビーチと言っても形からして浅いひょうたん池なのですが,深いところでも大人のひざ下くらいまでなので安心して遊ばせることができます。うっかりして水鉄砲など水遊び用のオモチャを忘れていったのですが,「わにわに」などと言いながら両手をついて足を浮かせて動き回ったり,帽子で水をすくったりしてけっこう楽しそうにしていたのでよかったです。

 1時間くらいパチャパチャと遊んでいたのですが,親の腹がへったので切り上げました。もう少し遊びたそうだったのですがね。

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 これは公園内にあるガラスのピラミッド前のスペースなのですが,石畳の隙間に吹き出し口があって,そこから霧状の水が10分おきぐらいに噴霧されるようになっています。スモークのようでなかなかおもしろいです。

 昼ご飯を食べた後も遊ぶ時間はあったので,お隣のさとらんどへ。ラベンダーがきれいに咲きそろっていました。

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スカイツリー

dun (2010年6月30日 23:17)|コメント(0)| トラックバック(0)

 そういえば、先日の東京行きで、スカイツリーを見てきました。

 京成線の押上駅を地下から出るとすぐ目の前にそびえ立っていました。 

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 架線が見えることからわかるように、建設現場は東武線の線路のすぐそばです。なんでも、タワーの建設主体は東武なのだとか。

  押上駅近辺はただの住宅街でなんにも見るべきところはありません。ですが、最近は見物客も多くなったようで、確かにぼくが見た限りでも道行く人はほぼみなカメラでタワーを撮っていましたね。

 もうすでに東京タワーの高さは抜いたようで、早いところ全貌を見たいモノです。高所恐怖症のぼくはたぶん登ることはないでしょうが。

 PAP_0000.JPG (おまけ・浅草吾妻橋たもとから、アサヒビール本社ごしに見る)

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プールと灯台

dun (2010年6月13日 23:13)|コメント(0)| トラックバック(0)

 つい1か月前に桜が咲いたと思ったら,もう真夏日である。札幌の春から夏への速度は尋常でない。今日などは予想最高気温が29℃だという。朝の5時からすでにカンカンと日が照っていた。

 なので北区のガトーキングダムのプールに入りに行く。オープンの10時に到着したが,家族連れが続々と集まっていた。

 温水プールなので,水がぬるまるのを待つまでもなく,もうすでに外のプールも一部オープンしている。風は少々涼しいが,なにしろ日差しが強いのですぐに肌が赤くなってくる。

 1時間半ほどふやけてから,隣のホテルでランチバイキング。食後,またプールに戻る。今度は同じ建物内にある天然温泉へ。

 午後まるまる時間が空いたので,せっかく北区まで来たのだからと,茨戸川を越えて石狩へ。実は石狩は初めてであった。

 石狩浜の海水浴場に行ってみると,水着姿の人がけっこうな人数砂浜を歩いている。海にも何人かつかっていたようだ。こちらはすでに温泉に浸かった身,海は遠慮させていただく。

 その代わり,隣接するはまなすの丘公園を散策。砂丘に赤と白の縞模様が目立つ灯台が建っているのだが,『喜びも悲しみも幾年月』の舞台となった灯台だそうだ。「♪おいらみさきの~」という歌は父親がよく歌っていたので小さい頃から耳になじんでいた。

 公園のビジターセンターにはロケ当時の佐田啓二や高峰秀子の写真が。若いときの佐田啓二って本当にいい男だよなあ。

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梅とか桜とか

dun (2010年5月18日 23:00)|コメント(0)| トラックバック(0)

 先週からようやく札幌にも花の便りが届きました。

 こちらは春が一気にやってくるので,梅と桜が同時に咲くという現象が起こります。関東であれば観梅が終わってから花見というのが常識なのですが,札幌ではそれらを同時に楽しめます。

 札幌の梅の名所として有名な平岡公園。土曜日にでかけたら凄い人出でした。名物の梅ソフトを食べて早々に帰りました。

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 日曜日は桜の名所として有名な円山公園...ではなくて円山動物園。といっても遊園地で豪遊するお決まりのパターンですが。せっかくなので,赤ちゃんが生まれたアザラシ舎の前の桜の木の下で持参したお弁当を食べました。

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 もうそろそろ札幌の桜は終わりでしょうね。梅はもうしばらく楽しめるかもしれません。

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福江島紀行

dun (2010年5月 4日 22:44)|コメント(0)| トラックバック(0)

 連休を利用して長崎に行ってきました。昨年行った平戸の海が楽しかったので、今年も海で遊んでみようと、めったに行くことのない五島は福江島へ。

 福江島へは長崎港からジェットフォイルに乗って1時間ちょっと。幸い波はたっておらず、心地よく揺られているといくつもの島影が見えてきます。

 港に降り立ち、まずは初日の宿へ。旅館「富久屋」ではアマネが宿のおばちゃんお姉様方に熱烈歓迎されていました。子どもが来ると言うので、お風呂には水鉄砲を、部屋には車のおもちゃを用意しておいてくれました。帰りがけにはお菓子もわんさかくれました。

 五島に来たからには魚介を堪能しなければなりません。楽しみにしていた夕食には、刺身、カマス塩焼き、ウニ、サザエなどなど。刺身の身が締まっていておいしい。夜は町に繰り出そうかと思っていましたが、夕食のあまりのボリュームに断念。

 あけて2日目、今日は一日島をぐるりと回る予定。レンタカーを借りてまずは島の西側をめざします。なんでも自称日本一美しいとかいう高浜海水浴場へ。

 車で走ってみると、案外に広い島です。1時間ほどかけて海水浴場に到着。さすがに砂浜には誰もいません。ここの海も水が大変にきれい。ただ少し波が出ていたのと、平戸のような遠浅ではないため、波打ち際で波と追いかけっこをしたり、足下の砂が波にさらわれていく感触を愉しんだりしたくらい。浜に流れ込む山からの小川の水が温かかったのでそこに足をつけて長いこと遊んでいました。

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 大瀬崎灯台の立つ絶壁を眺めてから再び町に戻り、2日目の宿「上乃屋」へ。

 夕食後、アマネが寝たのを見計らって、夜の町へ。飲み屋街は、商店街のアーケードを一筋奥に入ったところにありました。その一番外れにある「ふくろう」に入ってみます。

 明るい店内にはカウンターと小上がりが数卓。そのカウンターには先客のご夫婦が1組。その隣に座らせてもらい、生ビールを。カウンターの目の前には大鉢に入った総菜が並んでいます。夕食はとってきたので、軽くアジの酢漬けをもらいます。ふくよかなおかみさんが「魚が好きならこれはどう?」とすすめてくれたのは、干したキビナゴを甘辛く炊いたもの。こうなったら焼酎ですね。お湯割りをもらいます。

 こうして夜は更けて次の日。とうとう島を出る日です。車で向かったのは、鬼岳(おにだけ)。斜面すべてが芝で覆われたこの山はかつての火山だったそうです。やっとの思いで登り切ると、周りの海や島が一望できます。

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 堪能した一行は、午後の便で再び船上の人に。こうして2日間の島暮らしは終わりました。

 さて後日、札幌に戻ってきたときにとある居酒屋で五島の話をすると、かつてトライアスロンをしていたというご主人がうらやましそうにしていました。なんでも福江島はトライアスロンを島上げて応援しているのだそうで、確かに車で走っているとやたらとローディーが目につきました。

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かいじゅうたちのいるところ

dun (2009年11月24日 21:33)|コメント(0)| トラックバック(0)

 先週の土曜日、サッポロファクトリーで開催された絵本のイベントに家族で行ってきました。

 そこで知ったのですが、センダックの絵本『かいじゅうたちのいるところ』が実写映画になって公開されるんですね。

 映画「かいじゅうたちのいるところ」公式サイト

 この絵本はぼくが小さい頃からありましたが、絵がなんだか気持ち悪くて好きじゃなかったんですよ。古い教会の装飾のようなグロテスクな「かいじゅうたち」が苦手だったんでしょうね。

 今回の映画ではその「かいじゅうたち」が存分に動き回るようです。ファクトリーのイベントでは、予告編を流していましたが、あの「かいじゅうおどり」も再現されるんですね。時間があれば観に行こうかと思います。

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散々

dun (2009年9月19日 20:58)|コメント(0)| トラックバック(0)

 新千歳からの飛行機が遅れて、指定を取っていたひかりに乗れず。「飛行機が遅れたんですが」と、品川で窓口に聞いてみると、「ちょっとまってください」と係員がいったん奥に引っ込む。ふたたび出てきて、指定を取り直してくれた。よかった。

 そんなんでただいま「こだまの喫煙車両」に乗っている。居酒屋ではたばこを吸う人がたくさんいるわけで、その中で酒を飲んでいるときはまったく気にならないのだが、ただ居合わせるだけでこのにおいをかぐのはつらいということが分かった。

 それと、飛行機に乗っているときから、左耳が痛い。気圧の変化に対応できなかったようだ。普段はこんなことほとんどないのだが、たまたま前の日に風邪を引いていて、そのせいで耳管がうまく通らなかったようだ。航空性中耳炎というらしい。おかげで、左耳はずっと水が詰まったような感じでほとんど聞こえない。困った。

 風邪には、陸別に行っていたときにかかったらしい。声が出にくくなり、関節が痛くなっていた。用事を済ませ、100㎞の道のりを運転し、帯広から列車で2時間かけて札幌にたどり着いて、帰宅して熱を測ったら38度だった。すわ、これが噂の、とも思ったが、咳がまったく出ないので単なる風邪だろうと判断。葛根湯を飲んで風呂に入り、布団二枚重ねで汗をだらだらかきながら一晩寝たら治った。

 どうか静岡ではいいことがありますように。

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飛行機見ながら湯につかる

dun (2009年9月 5日 20:52)|コメント(0)| トラックバック(0)

 ただいま名古屋へ向かう電車の中。

 研究会に参加するため、早朝の飛行機でセントレアに到着。ただ、研究会の開始は午後2時。だいぶ間がある。

 存在は知っていた、セントレア内の銭湯に行ってみる。大人一人1000円(タオル代込み)。

 朝風呂につかる人は少なく、快適。ジャグジー、サウナ、寝湯など、銭湯にありそうな設備はみなそろっている。さすがに露天はないが、テラスに出て滑走路を眺めることができる。

 さっぱりしたところで、これから名古屋港へ。

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ふきだし公園

dun (2009年8月24日 20:36)|コメント(0)| トラックバック(0)

 夏の名残を楽しめるのもあとわずか。日曜、京極町にあるふきだし公園に遊びに行ってきました。

 定山渓の温泉街を抜け、中山峠を越え、トコトコと畑のなかの道を走ると、目の前にぬっと姿を現すのは蝦夷富士こと羊蹄山です。てっぺんには雲の帽子がかかっていました。

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 ふきだし公園は羊蹄山の伏流水が湧き出る麓につくられた公園です。木々の奥から水がとうとうと流れ出しています。

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 湧水口には水を汲むことのできる場所がもうけられています。タンクやペットボトルをもって大量に汲みに来る人もいます。わたしたちも今日は、来る途中に寄ったホーマックでタンクを買ってきました。

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 もちろんその場で飲むこともできます。ご丁寧にコップも備え付けられています。冷たくてまろやか。

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 湧水口から崖を登ると芝生の敷き詰められた広場になっています。その奥には子どもが遊んでいられるようにアスレチックジムが設置されています。けっこう大きなもので、たくさんの子どもたちがいっぺんに遊ぶことができます。どうもおもしろかったらしく、お昼ご飯を食べようと呼びかけても、アマネはなかなか遊ぶのをやめようとしません。

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 たっぷり遊んだ後は、公園の隣にある京極温泉につかってから帰りました。帰りがけ、霧雨が降ったのですが、ちょうど夕陽の沈む頃で、みごとな虹が見られました。

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1列100円

dun (2009年8月22日 20:34)|コメント(0)| トラックバック(0)

 最近では珍しく朝から天気がよかったので、弁当をもって、さとらんどへピクニックに出かけました。9月に入ってしまえばもう秋ですからね、名残の夏を楽しみます。

 ミニSLバスに乗って途中の交流センターで降ります。建物に隣接してポヨポヨとはねることのできる遊具が置かれていて、子どもたちが群がって遊んでいます。アマネも夢中になってぴょんぴょんと、40分ほど跳んでいました。おかげでへとへとになった模様。

 交流センターのベンチで弁当を食べた後、ふたたびSLバスに乗り込んでさとらんどセンターへ。こんどはレンタサイクルを借りて、園内を散策します。

 途中に寄ったふれあい農園では、収穫体験ができました。ビニールハウスや露地に実った野菜を収穫して、格安で売ってくれます。ミニトマトとコマツナを収穫してきました。

 ここのコマツナがすごく安い。幅1メートルほどの区画に植わった1列ぜんぶで100円だそうです。1列ひっこぬいて12株くらいはあったでしょうかね。売られる野菜の単位で「列」というのは初めて見ました。あと3週間くらいで今度はホウレンソウが育つそうなので、また1列いくらで売ってもらいたいものです。

 コマツナのうち、あんまり虫食いのあるようなやつや小さいのは、園内のヒツジにあげてきました。とてもおいしそうにむしゃむしゃっと食べてました。

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帰省中の出来事

dun (2009年8月20日 20:14)|コメント(0)| トラックバック(0)

 盆休みはとうに終わり、通常業務に復帰しております。7月におこなった調査の分析をだらだらと続け、そのあいまに雑用をこなすという毎日でございます。

 帰省中の関東は激烈に暑いかと思いきや、さにあらず。なかなかに涼しく、札幌にいるよりもかえって過ごしやすかったかもしれません。

 それでも数日は暑い日もあり、そんなときには海へ行き、プールに行き、庭でバーベキューをし、花火に興じておりました。

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 この間に、アマネは4歳になりました。この1年間で身につくのは知恵か、脂肪か。(それほどプクプクしております。)

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連休の過ごし方

dun (2009年7月21日 17:11)|コメント(0)| トラックバック(0)

 今夏の北海道は実につまらない天気です。先月からずっとどんよりしていて、雨の日もとても多い。おまけに寒い。楽しみにしていた果樹園のサクランボも、雨で割れてしまったようです。

 こういう天気でも休みの日となれば家でのんびりしているわけにもいきません。3連休の中日と最終日に、それぞれ市の施設に遊びに行きました。

 土曜日に行ったのは新さっぽろ駅そばの青少年科学館。さまざまな科学実験ができる市立の施設です。この日は朝から大雨だったので、屋内で思い切り遊べる(しかも安く)とあって、とても混んでいました。

 アマネのお気に入りは、3階にある展示群。水圧実験の展示では昔の井戸につけられていたようなポンプを一生懸命動かしています。奥には、乗り物コーナー。地下鉄を動かしてみたり、ヘリコプターの操縦席に乗ってみたり。双発機のフライトシミュレーターもあるのですが、大人でもなかなか楽しいです。

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 午前中に入り、食事を取りにいったん新さっぽろ駅に隣接するダイエーへ。入場券さえあれば当日なら何度でも再入場できるので、こういうことができます。食べ終えてから「どうする?」と聞くと「実験に行くー」とはりきっています。

 結局この日は、トータルで4時間くらい遊びました。入場料はおとな1名700円。子どもは中学生以下無料です。

 明けて日曜日は雨こそやみましたが薄い雲が広がっています。近場ですませようと、円山動物園に行くことにしました。

 夏の雰囲気がなかったので気がつきませんでしたが、夏の高校野球の予選が行われているのですね。円山公園の野球場で試合があったために、見物する人を乗せた車が公園の駐車場に入る長蛇の列をつくっていました。20分くらいでやっと駐車場に入ります。

 アマネのお気に入りは動物たちではなく、遊園地の方です。100円でモガモガ動く乗り物に乗り、観覧車に乗り、ティーカップに乗り。1時間ほどいましたが、食事をするために園を出ることに。

 午後からは少し空が明るくなってきたので、思い切って水道記念館に行きます。去年まで何度も来ているのですが、今年ははじめて。

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 入り口前にある、水が噴き出す広場は子どもたちの人気。ただ噴き出ているだけなのですが、いろんな遊び方をしています。晴れ間が見えているとは言え、ここは山の上なので風が強く、寒い。もう少し水で遊びたいようでしたが、服がびしょ濡れになった頃をみはからって着替えさせ、館内へ。

 館内には浄水や水道にかかわる展示があり、青少年科学館のように遊べるものも。幼児向けにはキッズルームもあって、ずっと遊んでいることができます。保育園での修行の成果か、だいぶ1人で遊べるようになったので、親はその間イスに座ってぼうっと眺めています。結局、2時間近くいましたか。

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 夕方から札幌ドームそばのつきさむ温泉に入りに行きました。ここのお湯は、ユンニの湯のように黒くてぬるぬるしています。相変わらずアマネは露天と内湯を行ったり来たりで落ち着いて入っていられません。

 こんなかんじで連休は終了。

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今年もさくらんぼ

dun (2009年7月 6日 15:36)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 南区の篠原果樹園が今年もオープンしたというので行ってきました。もちろん、さくらんぼ狩りにです。

 6月の北海道は曇り空が多かったため、いつもの年よりもさくらんぼの色づきが遅れているそうです。

 最近では珍しい晴天のなか、大人800円払って入場します。斜面に立つ木には薄紅色の実がざわざわとぶらさがっていました。でも確かに白っぽい部分の残った実も多いですね。

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 斜面の隅に植えられたいちごは今年も健在。地面を見たり、上の枝を見たり、忙しいです。

 味の方ですが、確かにまだ酸っぱい木が多いようですが、品種によってはちょうどいい甘さのものも。全体として、あと1週間したら食べ頃かもしれません。

 山の方に向けて開いている、かご型の罠を発見。アマネが「これなに?」と聞くので、「タヌキでもでるのかな」と答えておきましたが、果樹園の方に聞いてみるとアライグマだそうです。外来種のため、捕まえたらその場で薬殺するとのこと。

 1時間ほど滞在して、腹一杯食べました。持ち帰りはなし。

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大丈夫ないちご狩り

dun (2009年6月14日 15:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

 このところ雨模様。公園で遊ぶこともできません。

 でも大丈夫。ハウス栽培のいちご狩りが時期を迎えています。ハウスなら雨に濡れる心配もありません。

 そんなわけで、由仁町にあるファーム大塚へ。国道274号線を千歳方面に向かい、長沼町にある道の駅マオイの丘公園を過ぎて右に折れ、農道に入ります。そのまま由仁方面へ畑の中をひた走ると、唐突に看板が現れます。

 朝10時半に到着した時にはすでに先客が10組以上いたようです。あらかためぼしいところは取られてしまったかとあやぶみましたが、大丈夫。ハウスもいちごも十分すぎるくらいありました。

 いちご狩りは1時間以内で大人900円、幼児は300円。大人の料金は変動制らしく、開始当初1000円だったところから徐々に下がるようです。

 ヘタを入れる小さなビニール袋をくれました。練乳はくれないのかな、と少々がっかりしましたが、大丈夫。そんなものをつけなくてもいいくらい、甘い!けんたろうという品種のいちごを食べましたが、ツブが大きくていいですね。

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 おみやげに家に持って帰ろうと、受付でかごをもらいました。なるべくツブの大きなものを選んで、かごに入れていきます。もちろんその間にも、真っ赤に熟れたいちごを自分とアマネの口に放り込んでいきます。結局、大人は30粒くらいは食べたでしょうかね。さすがにうんざりした頃に時間切れとなりました。

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 ファーム大塚は、レストランも有名です。のぞいてみましたが、すでに何組か並んで待っています。待つのはしんどいので、来た道を引き返して先程通り過ぎた道の駅のレストランで昼食。何の気なしに入ったのですが、そこそこ美味しかったです。

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同窓会のような

dun (2009年6月 1日 14:45)|コメント(0)| トラックバック(0)

 大学院のときの後輩、田島充士くんの結婚披露宴が東京で開かれ、参加してきた。

 お相手は、菊岡由夏さん。日本語教育の世界で活躍される、聡明な方。何度か、研究会などでお会いしたことがある。

 新宿にあるドイツ料理屋クライネヒュッテ。新郎がドイツ語専攻を卒業した関係で選ばれたそう。

 店に入ると、新婦の大学院時代の師匠、西口先生がいらしていた。よく存じ上げているのでご挨拶。

 テーブルに座ろうとすると、大学院のときの同級生、城間さんがすでに着席していた。研究会などでよくお世話になっている大久保さんも到着。このあと、大学院の先輩後輩がわらわらと集まってくる。

 大学院時代の先生方もご到着。共通の恩師の茂呂先生はもちろん、有元先生、新井先生。姿をお見かけするたびに立ってご挨拶。

 さながら同窓会のごとくである。

 新郎の横国大時代の後輩の方の司会で披露宴が開幕。真っ白のドレスに身を包んだ新婦と、めかし込んだ新郎が並んで登場。

 茂呂先生、西口先生のスピーチのあと、乾杯。ドイツ料理を口に運びながら昔話に花が咲く。

 主役たちがそれぞれのテーブルを挨拶に回る。「今日はどうもありがとう」と言う新郎に、ニヤニヤしながら「ブーブー、バイバーイ」と言う悪い来客(それは私)。

 最初の共同作業もつつがなく終わり、二人のこれまでを振り返るスライドショー。パワーポイントでがんばって作ったみたい。

 ご両家のご両親を代表して、田島信元先生がご挨拶。続いて、新郎によるお礼。

 2次会は同じく新宿のNSビル最上階にある何とかというレストラン。

 学部の同級生、澤田君とじっくり話す。学会帰りだそうでしんどそうだが、近況について語り合う。新婦の大学院時代の仲間、山下さんともゆっくり話すことができた。

 こういうときは札幌という場所が遠く離れているなあと改めて感じる。普段は会うこともできない人たちと時間を過ごすチャンスをくれてありがとう。

 そしておめでとう。

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長崎紀行その8~軍艦島上陸編

dun (2009年5月19日 14:15)|コメント(0)| トラックバック(0)

 すでに島に上がっていた、海運会社の係員だろうか、船着き場の上で船からのロープを岸に結わえる作業をしている。次第に波が高くなってきた気がする。大丈夫だろうかと心配になってきたとき、客が下船し始めた。船から伸びるはしけの上を歩いて上陸。ヘルメットに作業着を着た係員が、「見学時間がなくなってしまいますので、すみやかに下船してください」とメガホンで呼びかけている。

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 1階船室の出口から、コンクリで固められたドルフィン桟橋に立つ。桟橋は、最近になって市により修復されたもののようで、まだ真新しい。そこから、足下が鉄網の橋を渡り、堤防をくりぬいた短いトンネルを抜けると、島内に入る。ついに軍艦島に上陸した。

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 クルーズ参加者は、小高い丘を見上げる広場に集められる。ターミナルでもらったパンフによれば、島内には第1から第3まで、計3つの見学広場とそれらをつなぐ歩道が南側の堤防に沿って設けられているようだ。参加者はそこから島の建物を眺めることになるらしい。

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 下船を誘導していた係員がメガホンで参加者にあいさつ、次に諸注意。上陸後の行動はすべて係員の指示に従うこととなる。3つの見学広場それぞれにガイドさんがつき、回ってくる参加者に受け持ちの場所からの眺めや近くの施設について解説してくれるようだ。ガイドさんはみな「長崎さるく」と背中に書かれたウィンドブレーカーを来ている。後でいろいろお話を伺っていると、そのうち何人かはここ軍艦島で生まれ育った方のようだ。

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 見学は勝手に行ってはならない。班またはグループでの行動を求められる。参加者はすでに4つのグループに分けられていた。船中にて、4種類に色分けされた、首から下げるカードケースを渡されていたのである。わたしは緑色のケースをもらった。緑グループである。そのように分けられた上で、2つのグループをさらにひとまとめにして、2班に分かれて別々の順番で見学スペースをめぐる。わたしのいる緑グループを含む班は第1→第2→第3の順で。もうひとつは第2→第3→第1の順で回る。

「それでは移動してください」という係員の合図で班ごとに行動開始。

 第1見学広場でまず目につくのは、島の北東端にある7階建ての建物。かつての端島小中学校である。4階までが小学校、5階と7階が中学校(6階は講堂)だったそうだ(パンフレットによる)。その手前にある、屋根の崩れた建物は体育館。

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 目を岩山の頂上に転じると目に入るのが、三菱幹部用の職員住宅。なにしろ住むのが幹部であるため、一番の山の手に作られたのだそうだ。建物の屋上には独自の貯水タンクも設けられ、部屋には風呂があった。

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 職員住宅から南よりにある直方体の構造物が、島民共用の貯水タンク。かつては海水を蒸留して真水をとっていたらしいが、後には給水船で水が運ばれてこのタンクに貯蔵されたものを利用した。そのうち、本土との間で海底水道管が敷設されて、水不足という問題はなくなったのだそうだ。第2広場から第3広場への通路の脇にある堤防には一部穴が空けられているのだが、それは水道管を通すためのものだった。島にいたことのあるガイドさんによれば、小学校高学年になると、ここのパイプを滑り降りて海で泳いでいたそうだ。

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 第2広場へ移動。ここから正面には、かつての石炭産業の名残を見ることができる。まず正面右手にある第二竪坑坑口桟橋が目につく。鉱山で働く方たちは、この階段をいったん登り、地中深くもぐっていったのだろう。その左手に、レンガ作りの壁が残されているが、これは鉱山の事務所跡。壁をよく見ると、スプレーの落書きがのこっている。もちろん往時のものではなく、最近こっそりと上陸した人がつけていったものだろう。

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 堤防が崩れた個所から、岩の間に赤茶色の土がのぞいている。これは天川(あまかわ)と呼ばれるもので、漆喰の一種である。濡れるとかえって固く締まるという性質があるようだ。

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 第3広場へ。広場に行く途中にはプールの遺構がある。海水をはっていたようだ。

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 広場は島の南端に位置する。そこから北側正面に見えるのは、右から30号、31号アパート。30号アパートは大正5年に建てられた、日本最古の鉄筋コンクリート造りのアパート。俯瞰図を見ると、30号アパートは中庭を取り囲むような「ロ」の字型をしている。 31号アパートは堤防の曲線に沿って建てられているため、「ク」の字型をしている。

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 第3広場手前にある小さな建物は仕上げ工場。操業用の機械は本土で製造され、船に積めるようバラバラに分解された後、陸揚げされてこの工場で再び組み上げられたのだそうだ。

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 これでひととおり、見学コースはおしまい。それぞれの広場でガイドさんが見える景色について説明してくれるのだが、かけられる時間は10分弱ととても短い。トータルの上陸時間が1時間にも満たないのだから仕方ないものの、やはりもう少しゆっくりと眺めていたい。

 もちろん、もう少し島の奥にまで入って見学したいのはやまやまだが、建物はすでにぼろぼろでいつ崩落してもおかしくないのだそうだ。崩れるのを防ぐ工事をすることも選択肢ではあったろうが、市としては「風化するままの保存」とすることに決めたようだ。確かに、それがいいようにも思う。

 見学通路の傍らには、赤錆びた機械の一部がごろごろと転がっている。その脇には、どこから運ばれてきたのか、若木が地に根をおろしている。近未来SFにありそうな光景。

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 参加者たちはめいめい楽しんだ後、係員に船に戻るよう指示されて、再び船内に。

 この後、船で島を一周する予定だったのだが、そのまま引き返すとのアナウンスが。島の反対側の波が高くて危険と判断したようだ。比較的波の静かな桟橋側でしばらく停泊し、船はそのまま港へと向かった。

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 軍艦島とは外部からの呼び名である。外部とは、当時であれば島外の者、現在であれば当時を知らぬ者すべてを指す。そこで生まれ暮らしていた人々は、この島を正式な「端島」と呼んでいた。ここは確かにある人にとっては故郷なのである。その故郷に対する感じ方はそれぞれだろうが、それは「端島」についてのもので、決して「軍艦島」についてのものではないはずである。

 聞くところでは、閉山した後の炭坑夫たちの中には、まだ操業を続けていた外の鉱山に散らばっていった者もいたかもしれないとのこと。その中には、石炭で栄えたかつての北海道も含まれていただろう。万が一、この札幌でそうした人に会うことができたなら、そのときには「軍艦島」ではなく、「端島」のことについて聞いてみたい。

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長崎紀行その7~軍艦島発見編

dun (2009年5月12日 13:42)|コメント(0)| トラックバック(0)

 長崎港ターミナルでもらったパンフレットには、こうある。

長崎港から南西に約19㎞の沖合いに位置する「端島(はしま)」。
端島は、南北に約480m、東西に約160m、周囲1,200m、面積約63,000㎡という小さな海底炭坑の島で、 塀が島全体を囲い、高層鉄筋アパートが建ち並ぶその外観が軍艦「とさ」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。

 その軍艦島への上陸クルーズを企画するやまさ海運の船、「マルベージャ1号」のデッキの上でわたしは揺られていた。

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 軍艦島のことを知ったのは確かネット上だったと思うが、 74年に無人島となる前には最大で5300人もの人々の生活があったことを知らせる廃墟の写真を見かけたのだった。

 明治から昭和初期にかけて世界のエネルギーを一手に担っていた石炭。それを掘り出すには膨大な労力と巨大な施設を必要とした。炭坑を中心として人が集まり、町が作られた。エネルギー革命にともない、石炭はその役割を終え、ヤマからは人の姿が消えたわけだが、施設は残った。そうした例は北海道にも数多く、特に見栄えのする建物などは近代化遺産と呼ばれている。最近では保存の声が高まっているとも聞く。軍艦島もその一つと言える。遺産と言えば聞こえはいいが、要は廃墟である。

 世間には廃墟マニアと呼ばれる人たちがいる。わたしは廃墟にはまったく興味がない(むしろオバケが出そうで敬遠したい)のだが、なぜか軍艦島を撮した写真には惹かれたのだった。

 しばらく前に、軍艦島に合法的に上陸するクルーズが開始されたとのニュースを聞いた。これ幸いと、GW明けの平日に有休を取って参加することにしたのである。

 クルーズの内容は、長崎港を出て軍艦島まで1時間の航海、島に上陸して1時間弱の見学、そしてまた1時間かけて港へ戻るという3時間。1日のうち、午前に1便、午後1便の2回。参加するには事前の予約が必要。料金だが、1回のクルーズで4000円。さらに、上陸できた場合は長崎市の施設の見学料という名目で300円かかる。

 上陸できた場合は、と書いたが、上陸できないこともあるようだ。実際のところ、今年から始まったクルーズの初日は天候の関係で上陸できず、島を外から一周して帰ったそうだ。なにしろ外洋にぽつんと浮かぶ島のこと、波の揺れを消してくれるものは辺りに何もないため、荒れていると船を桟橋につけておくことができないのである。話によると、1年のうち上陸可能なのは100日程度ではないかと言われているそうである。ちなみに、上陸できなかった場合は、施設見学料300円は返却されるらしい。

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 らしい、と書いたのは、返却されなかったから。そう、わたしは運良く、上陸することができたのである。こういうことの運はなかなかに強い。

 クルーズ受付のある長崎港ターミナルに到着したのは午後1時10分。参加するには、事前に「誓約書」なるものにサインをしなければならない。誓約書には以下の項目が書かれており、それに承諾して初めて乗船を許される。

1 見学施設区域以外の区域に立ち入らない。
2 見学施設においては、次の行為をしない。
(1) 柵を乗り越えるなど危険な行為
(2) 施設を汚す、破壊する行為
(3) 飲酒(船内外、島内を含む)
(4) 喫煙
(5) 他人の迷惑となる行為
(6) その他
3 安全誘導員その他の係員の誘導・指示に従う。
4 見学施設を安全に利用するのに適した衣服・靴を着用する。
5 ごみは持ち帰る。

  やまさ海運ウェブサイト(http://gunkan-jima.com/)より

 ターミナル2階には、軍艦島を説明するパネル展示があった。かつての島の生活を撮した写真。見る限り、当時の日本の、どこにでもある風景のようだが、やはりどこか違う。台風で押し寄せる波。波はしばしば島を飲み込む勢いだったらしく、「潮降り町」と呼ばれた区画もあったようだ。

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 余裕を持って乗船しておく。乗船口のあるフロアと、階段登ったフロアにそれぞれ客室があるが、わたしは迷わず潮風に当たることのできるデッキにしつらえられたベンチに座った。

 どやどやと他の乗客が乗り込んでくる。層はさまざま。若い男性数人組、カップル、女性2人組。若い女性1人という方も。中年の方による団体さんも。外国から来られたご夫婦も。長崎市役所の担当者数名も。手にするカメラと機材が明らかにプロ(だって、照度計なんて持ってるんだよ)という女性。出張のついでに来たという中年男性。みな、目的は廃墟を見ることなのである。

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 出航。船は長崎港を南へ。わたしの座る左舷真横、小山の上に、あのグラバー邸が見える。

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 最近完成したという、入り江を横断する女神大橋の下をくぐり抜ける。すぐ左手に、三菱の100万トンドックが見える。3連のアーチが巨大だ。

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 よい天気だが、風がびゅうびゅうと吹き付けてくる。シャツ1枚で来たのだが、想像以上に寒い。風が立っているために波が高い。船は左右に激しくローリング。立っている人はどこかにつかまっていないと、下手すると海中へぽちゃんである。船酔いに備えて船員が黒い袋をもって客の様子をうかがっている。わたしは不思議とこれまで船には酔ったことがないのでわりかし平気。

 リゾート島として有名になったという伊王島を過ぎる。やはりかつては海底炭坑があった高島にさしかかったころ、水平線の向こうにうっすら、建物の影らしきものが見えた。軍艦島ではなかろうか。

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 高島を越えるともうはっきりと姿を見せ始めた。団地だろうか、高い建物が建っているのが見える。

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 船はぐらんぐらん揺れながら軍艦島に近づく。コンクリの塀の脇をすーっと進む。風は、さいわい船着き場のある側の反対側から吹いており、こちら側の波は比較的穏やか。これなら着岸、上陸できそうだ。

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 というところで、待て次回。

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長崎紀行その6~丸山徘徊編

dun (2009年5月12日 07:43)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 平戸から帰ってきた翌日の夕方は、かねてより計画していたのだが、わたし一人で長崎市街の飲み屋をめぐらせてもらうことにした。

 昼食をとった後、少し横になり、夜に向けて鋭気を養う。たかが酒を飲むのに鋭気も何もあったもんじゃないのだが、まあそこはそれ。

 4時過ぎに実家を出て、電停赤迫までてくてくと歩く。熱を帯びた西日に焼かれて体から水分がぬけていく。これでこそ最初の一杯がうまいというもの。

 赤迫から正覚寺下行きの車両に30分ほど揺られ、思案橋で降りる。さあ、どこに行こうか。

 まずは、気になっていた一軒、一口餃子で有名な「雲龍亭本店」へ。思案橋横丁の入り口近くにあるので、場所は分かりやすい。

 がらがらと扉を開けるとLの字型のカウンターにおじさんが1人、テーブル席には家族連れが1組。家族連れはもう帰ろうとしていたところ。カウンターにおもむろに座ると同時に、餃子1人前と生ビールをお願いする。生はサッポロだそうだ。のぞむところ。

 供された生ビールをのどに流し込む。しみこむ。そこへ小振りの餃子が10個、無造作に皿に盛られて出てきた。小皿に専用のタレを入れる。そこに好みで真っ赤な柚子胡椒をつけてもよい。まずはタレのみ。一口なのでゆっくり味わう間もなく飲み込んでしまう感じ。今度はよく噛んでみるものの、皮の中から出てくる脂が変に臭う。うーん、好みが分かれるところか。食べつけると病みつきになるのだろうか。

 次に向かうは、浜の町アーケードから細い路地を入ったところにある、おでんの「はくしか」。中洲の「はくしか」はここの支店である。

 入ると、店の中央にコの字型のカウンター、壁に沿ってテーブル席が5~6つほど。コの字の奥まったところにおでんの浮かぶ舟。カウンターの中には着物にかっぽう着、日本髪に結った年配の女性が立ち、フロアをもう一人の同様の格好をした女性が受け持っていた。

 どうも口開けの様子。そりゃあそうだよ、今はまだ5時半。カウンターの入り口に近い端に座り、まずは瓶ビール。壁に掛かったホワイトボードを見て、白和えも。おでんは、里芋、ギョウザ(また!)、それに自家製はくしか揚げ。芋とギョウザはまだ味がしみていないそうで、ではと、たまごをもらう。

 常連らしきおじさんが1人、入ってきた。ちらりとわたしの方を見やりながらコの字の反対端に座る。女性陣と打ち解けた感じで賑やかに会話が始まる。こちらも、札幌から来たことなど話す。頼んでおいた芋とギョウザを平らげる。昨年おじゃました「桃若」といい、長崎にはおでんの名店がそこここにありそう。ごちそうさまでした。

 次は、浜屋の裏にある大衆割烹「案楽子(あらこ)」。年配のご夫婦と、なにやら玄人風のカップル(?)の間に空いていたカウンターの一席に通される。ここでは最初から焼酎をもらう。「お湯割りで」「麦?芋?」「麦で」。長崎では麦焼酎のシェアがなかなか大きいらしく、見た感じではあるが、飲み屋にキープされているボトルの半分が黒霧島、残り半分が壱岐の麦焼酎。

 カウンターの目の前にあるガラスケースには、アジ、サバ等々の魚。魚にまじって、はじっこにネギ巻きが山と積まれている。細ネギ(わけぎである。九州ではこれを普通の「ネギ」と呼び、根深ネギなどを「太ネギ」と言うらしい)を湯がいて、白い部分に青いところをくるくるとまきつけたものだ。熊本に行った時には「一文字グルグル」とか呼んでいたと思う。懐かしかったので頼むと、酢味噌が出てきた。口の中で噛むとキュッキュと心地よい。

 ネギ巻きの後ろにはなにやらふわふわした白いものが。「なんですか」「鯨のオバです」。いわゆる、さらしくじらである。長崎、特に、昨日訪れた平戸の方は昔から鯨漁で有名であったため、今でも長崎では鯨を食わせる店は多い。ここはぜひひとつと、オバをもらう。ネギ巻きの酢味噌で食べてみる。口の中でぷりぷりとしてまた乙なもの。

 最後に刺身盛り合わせをもらう。厚く切られた身はプリプリ。おいしいなあ。

 店を出ると、夕陽はとうの昔に沈んでいた。

 銅座通りを冷やかしながらふらふらと。目についた、「雲龍亭籠町店」についつい。さっき食べたではないか。本店との味比べである。

 壁のメニューを見ると、本店よりも50円ばかり高いのが気になる。目と鼻の先なのだが、何が違うのだろうか。ここではまずは焼酎お湯割り、それに「キモテキ」(レバーのソテー)を。キモテキうまい。勢いをつけて、餃子も1人前もらおう。うん、ここのはさほど脂が臭くない。が、やっぱり餃子が小さくて物足りない。後から店に入ってきたおじさんは、テーブルに着く前に「餃子3人前」とオーダー。ここではそれくらいの量を食べなければ満足できないということだろう。

 店のある船大工町から正覚寺のある小高い丘はびっちりと建物で埋まっている。その間隙を縫う路地をぶらぶらと登る。ほどよいところで折り返し、丸山町へ。古い建物が並ぶ情緒のある通り。ここは江戸の昔、花街のあったあたり。今でもその名残はそこかしこに残っている。さあ、そろそろ締めにかかろう。

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 再び思案橋横丁へ。さきほどの「はくしか」で聞いていた、「昔ながらのちゃんとしたちゃんぽんを食わせる」という「康楽(かんろ)」にふらふらと入る。長崎らしく、ちゃんぽんで締めようと思ったのだ。黄色い、太い麺をぞろぞろとすすりながらテレビにぼうっと眺め入る。

 酔い覚ましに、誰もいない中華街を抜け、出島まで歩く。港からの風が心地よい。

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長崎紀行その5~平戸編

dun (2009年5月10日 07:31)|コメント(0)| トラックバック(0)

 ハウステンボスで遊び終えた一行は、一路北へ。平戸へ向かう。そうそう、車は実家のお義父さんから借りたワーゲン。絶対にぶつけないように慎重の上に慎重を重ねる。

 数日前に歩いた気がする佐世保駅前を通り過ぎ、ひたすら田舎道を走る。併走する鉄道はすでにJRから松浦鉄道に変わっている。この路線にあるたびら平戸口駅は日本最西端の駅として知られる、が、そこには行かない。

 ガソリンスタンドのおじさんから「あと30分ひたすらまっすぐ」と聞いてから本当に30分、平戸への入り口、平戸大橋の料金所にやっと到着。ハウステンボスを出てからここまで2時間弱。

 平戸は島である。唯一の道である橋を渡るには普通車で100円かかる。真っ赤に塗られた橋の下には海と島。夕陽に照らされて美しく輝く。

 渡り終えてすぐに平戸の街がある。街の入り口にある、平戸脇川ホテルが今晩の宿。通された部屋の窓からは港。左手の小高い丘の上には平戸城の天守閣が見える。

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 部屋で夕食のあと、温泉につかりバタンキュー。

 朝、早めに動き出す。まずは広々とした草原が広がるという川内(かわち)峠へ向かう。

 うねうねとした山道を抜けると、確かに草原が広がる丘に出た。眼下では海が島を囲み、九十九島もはるかに見える。島の浜辺に目をやれば、海の水が妙に明るい。

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 明るい色をしていたのは千里ヶ浜海水浴場。峠からそこへ降りてゆくと、黄色い砂地に透明な水の打ち寄せる浜辺。むちゃくちゃきれい。 きれいきれいとは聞いていた(と言うか、聞いていたために来てみたかった)が、ここまでとは。

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 さいわいこの日はそれほど寒くなかったので、アマネとふたりで靴を脱ぎ、水の中へ。遠浅なので、ずんずんと沖まで歩いていくことができる。足下の水の中をよく見ると、ちょこんと盛り上がった砂の山があちこちにある。山の頂上にはぽこんと穴が空いている。何だろうと思って手で山の下の砂ごとさらってみると、中から出てきたのは小さな貝殻に入ったヤドカリだった。よく見ると穴に潜っていないのもゴロゴロといる。砂の色と同化して見分けづらかったが、こんな波打ち際にも、目をこらすと小さな魚が群れをなして泳いでいる。

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 こんなに美しい海ははじめて。海と言えば波の荒い太平洋の海水浴場しか知らなかったので、正直なところあまり海には魅力を感じてはいなかったが、ここにはしばらくいたかった。アマネも「まだ遊ぶ」と言って、引きはがすのが大変だったが、実のところわたしが一番楽しんでいたかもしれない。

 島の反対側にある根獅子(ねしこ)の浜へも。こちらもずいぶんと遠浅だ。外洋に面しているため千里ヶ浜よりも波があり、砂浜に洗濯板のような波の跡がのこされている。写真だけ見ればどこぞの南の島のようだ。

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 海パンを準備していたわけではなかったので、アマネのパンツを脱がせて送り出す。すっかり波遊びが気に入り、波が来るごとにきゃっきゃと笑っていた。

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 昼食を食べるため、平戸の街に戻る。小さな商店街の、定食も出す喫茶店で食事を済ます。商店街の通り沿いには「三浦按針終焉の地」の石碑が無造作に置かれていた。

 ことほど左様に、平戸と言えば、日本史の教科書に名前が載るような歴史的人物の縁の地である。見て回ろうと思えばそういった場所も観光できたのだが、まあアマネはひとつも面白くなかろうということで、高い所に。街を見下ろす小高い山に建つ平戸城へ。天守閣からはゆうべのホテルがよく見えた。

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 名物という川内かまぼこをおみやげに買う。帰りは佐世保から高速を通り、2時間半ほどで実家に帰宅。

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長崎紀行その4~ハウステンボス編

dun (2009年5月 9日 21:54)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 さんざ降る雨があがって真っ青な空が戻ってきた。

 5~6日にかけて、ハウステンボスと平戸に遠出。まずは初日の出来事を。わたしたち家族に義母を加えた4人で出かける。このメンバーでは、ハウステンボス初体験なのは、わたしとアマネ。

 ハウステンボスまでは、途中まで高速を使って、長崎から車で1時間半ほど。山あいの一般道をぬけると、唐突に派手な建物が目に入る。

 入り口のゲートをくぐる。いきなりのテディベアが出迎え。最初に入ることになる建物にはどでかいテディベアが鎮座ましましていた。

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 施設内を張り巡らされた運河を船に乗って移動。途中見かけた風車は、足下に咲く花とあいまってさすがに美しい。

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 下船した場所に立つ、オランダに実際にあるという時計台をモデルにした展望台「ドムトールン」にエレベーターで登る。素朴に高い。

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 ここには別荘の建ち並ぶ一角もあり、それぞれの家屋の面する運河にはクルーザーやらヨットやら船がもやってある。金を持ち、車も家も手に入れると、どうも人は船に手を伸ばすようだ。

 ドムトールン下のレストランで食事をとる。アマネは人の分までギョウザを食べる。ギョウザ食いである。

 メインの入り口から最も遠い最奥にあるのが、美しい庭を擁するパレスハウステンボス。ちょうどバラが盛りであった。

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 普通の日であれば、施設内をバスやらタクシーやらセグウェイ(!)やらで回れるらしいのだが、なにしろGWのまっただなかとあって、人通りが多いために「運休」なのだそうだ。車道と歩道の境がないためなのだろうが、そのせいでずっと歩き通し。

 再び運河を船で下る。アミューズメント系の施設の建ち並ぶ一角、ニュースタッドへ。ここでお義母さんとはお別れ。

 ニュースタッドのすみっこに、本当にちっぽけな遊園地(のようなもの)がある。おさるの電車やら、くるくる回るバスの乗り物やら、おもちゃのようなものだが、子どもたちはきゃあきゃあ言って乗っている。アマネも電車を見ると目の色を変える方なので案の定乗るそうだ。

 ニュースタッドにはほかにもいろんなアトラクションがあるようだが、どうも何かが「へぼい」。どちらかといえば場末感すら漂う。オランダ風浅草花やしきと言えば感じは伝わるだろうか。

 それでも子どもたちは喜んでおり、大人はそれなりに満足している。帰りしな、風車の前でパチリ。

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 日の下で長らく遊んでいたため、アマネがひどい日焼けをしたらしい。その晩泊まった宿で、火ぶくれしたまぶたやら首筋やらが痛がゆいらしく、なかなか寝られず煩悶していた。日焼け止めはぬったのだが、油断した。

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長崎紀行その3

dun (2009年5月 5日 21:47)|コメント(0)| トラックバック(0)

 家内の実家に落ち着いた初日はあいにくの小雨。

 アマネのひいおばあちゃんが昼食においしい魚を食べさせてくださるというので近くの食堂へ。生簀の中にイカやらヒラメやら。ハマチの刺身が分厚くてうまい。一切れ食べるごとに口が疲れる刺身というのもたいしたものである。魚の種類と質は確実に北海道を上回る。

 その足で長崎市内の「あぐりの丘」へ。羊を見に行く。その間ぼくは隣接する温泉で一休み。

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 雨はやまない。アマネは昼寝せず、狂ったようにはしゃぎまわる。

 次の日、本格的に降り出す。

 長崎市街へ。近くの電停、赤迫から路面電車に揺られて思案橋まで。

 浜の町アーケードの途切れたところにある「ツル茶ん」に入る。長崎の名物、トルコライスを食べるため。なんでもこの喫茶店がトルコライス発祥の地らしい。トルコライスとは、1つの皿にスパゲティとピラフが並んで盛り付けられ、その上にトンカツなどが乗り、さらにデミグラスソース的なものがかかった料理である。なぜトルコなのかはたぶん調べれば分かる。

 出てきた。結構なボリューム。味は想定の範囲内。昔ながらの喫茶店のメニューをいっぺんに食べられるというお得感はあろう。

 アーケードを通り抜けて出島へ。江戸時代の出島の建物を再現しており、観光客がやたらと歩いている。オランダ商館長の邸宅が復元されていて、内部の様子を見る事ができる。おもしろい。

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出島に入る門にはちょんまげさんが。記念にパチリ。

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 長崎駅では、鉄道のイベント。車掌さんの服を着て、ブルートレイン「さくら」のヘッドマークと一緒に撮影するコーナー。おサルの電車に乗るコーナー。いずれも子ども達がはしゃいでいた。もちろんアマネも。

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長崎紀行その2

dun (2009年5月 3日 21:40)|コメント(0)| トラックバック(0)

 朝から快晴。

 博多から特急みどり号で佐世保へ。途中、有田の陶器市に行く一団に出くわし、列車内は乗車率140%を計上。

 佐世保に到着。

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 まずは腹ごしらえ。佐世保は最近、ハンバーガーの街として売り出しているらしく、やなせたかしによるキャラクターがあちこちにある。キャラクター看板が出迎える一軒、Lucky'sへ。駅でもらったパンフレットによれば、ここは米軍関係者御用達だそうだ。

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 私たちはその前に別の店に行っていたのだが、その店の前には行列ができており入るのを断念した。ハンバーガー人気侮りがたしである。

 テイクアウトにして駅前の港で食べた。レギュラーサイズが大人の男の手の平ほどもある。ベーコンバーガーは標準的にうまかった。

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 駅前から出るバスでパールシーリゾートへ。九十九島を船でめぐるクルージング。船に乗り込み出航。

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 九十九島と言うものの、実際には200以上はあるらしい。何を「島」と認定するかという問題だが、満潮時に顔を出していて、陸の植物が生えていることが定義のようだ。水はエメラルドグリーン。磯を見ると海の水が透明で美しい。

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 船が寄港すると、義父母が迎えに来てくれていた。アマネはサプライズであったらしく、むちゃくちゃ興奮し、帰りの車中ではケタケタ笑い通しであった。

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長崎紀行その1

dun (2009年5月 2日 21:35)|コメント(0)| トラックバック(0)

 GWを利用して、家内の長崎の実家に帰省。

 新千歳空港へ。インフルの話題がとびかっているせいか、マスクをつけてキョドキョドとあたりをうかがっている人の姿がぽつぽつ。

 まずは福岡に飛び、そこで1泊。投宿したのは博多祇園にあるドーミーインという新しいビジネスホテル。建物はきれいだし温泉があるのがいい。客層としてどうも女性を意識しているような感じ。共同浴場なのだが、女湯に入るのに暗証番号が要るらしい。

 アマネが寝てからこっそりと飲みに行く。いつもは天神に飲みに行くのだが、今回は宿から近い中洲に繰り出す。「はくしか」という、長崎に本店のあるおでんやさん。華美な喧騒から少し離れた落ち着いたお店。ただ、長崎出身だという店長がやたら陽気。「これをどうぞ」と、頼んでいない小鉢をくれる。「なんですか」「ほうれん草。ちゃちゃちゃちゃっちゃちゃーん」「ああ、ポパイねえ」

 シメは宿の目の前にある長浜ラーメン屋。「ラーメン」「固さは?」「えと、ふつう」「はいよ」。地元の人は、バリカタとか言うんだろうけど、よく分からないので適当に答える。店の壁に博多華丸の色紙が貼ってあった。

 続きはまた。

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ホッキョクグマとキッドランド

dun (2009年4月19日 20:55)|コメント(0)| トラックバック(0)

 市内にある円山動物園に併設されたキッドランドが冬期の休業を終えてオープンするというので行ってきました。

 円山動物園と言えばこのところの話題はホッキョクグマの双子の赤ちゃん。妻はなにより赤ちゃんを観に行くと言い、アマネは「まず遊園地」と言い張ります。

 で、ここは親の意見を容れて最初にホッキョクグマを観に行ったのですが、

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 寝てました。

 その後はオープンしたてのキッドランドで存分に乗り物を堪能し、子ども動物園でヤギと戯れて帰ってきました。

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知多でメルポン

dun (2009年4月 3日 20:46)|コメント(0)| トラックバック(0)

 もうしばらく経ちましたが、今週の日月と、愛知県は知多半島で研究会をしてきましたので、そのことを書きます。

 メルロ=ポンティの『意識と言語の獲得』(みすず書房)を輪読しました。ソルボンヌでの講義を学生がノートにとったものを編集した本です。

 意識にせよ、言語にせよ、西欧の哲学においては、あたかも「ふってわいたもの」のように扱う伝統が一方にあり、そちらが主流だった時代が長かったわけです。

 それを、「ありもの」の世界のなかの出来事として記述することが可能なのか、可能だとすればどのようにしてか。これがメルロ=ポンティの考えたかったことなのでしょう。

 彼が頻繁に用いる概念に「スティル」というのがあります。英語で言うとスタイルなので「文体」「様式」とか訳したくなりますが、もう少し一般的に捉えた方がいい。要するに、なにがしかの関係です。文体というのは単語単独ではありえず、それの並べ方によって生まれるものですし、様式も然り。

 意識や言語は、メルロ=ポンティの考え方を察するに、ありものの世界のなかでのスティルのありようにつけられた名なのでしょう。なかなかなじめない発想ですが、彼はさらに、言語の獲得を説明する際には、身体の動かし方の変化(あるいは習慣化)として記述しようとします。つまり、各部位の関係の変化というわけです。

 意識の説明の仕方もやはり変わっています。身体をふたたび例にとれば、ある仕方で身体を動かすことができてはじめて、そこに身体が現れてきます。身体がまずあって、それを中枢が意識し、運動せよという命令をするという図式ではなく、運動できて初めて身体が現れるとするわけです。意識、言いかえれば自分自身についての自覚のようなものは、動いたり、習慣として身につけている言語を発することによってはじめて現れるとするのが、メルロ=ポンティの考え方なのだと理解しました。

 この方向で研究を突き進める自信はありませんが、おさえておきたい発想であることは間違いありません。

 ちょうど、細見和之の『ベンヤミン「言語一般および人間の言語について」を読む』を読んでいて、ベンヤミンの言語論をうーうー言いながら考えていたところでしたが、彼とメルロ=ポンティとを対比させると、言語について面白い発想が浮かんできました。このことについては、時間があれば何かの形で論考したいと思います。できるかどうか分かりませんが。

 そうそう、今回宿泊した知多の民宿は料理が大変すばらしくて、とても満足でした。宿泊費も安かったですし。コーディネートしてくださったMさんはじめ、参加者の皆さんいろいろありがとうございました。

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正月休み終了

dun (2009年1月 6日 16:04)|コメント(0)| トラックバック(0)

 昨年実家へ発ったときには大雪に見舞われていた札幌も、新年明けてしばらくは暖かかったようで、置いておいた自動車の周りの雪がシャーベット状になっていた。

 長くとれた正月休みも終わり、昨日実家から札幌に戻ってきた。

 あちらは年末年始好天であった。子どもたちは庭でイヌのようにはね回って遊んでいた。やはり子どもの相手には子どもが一番なのだろう。

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 ぼくは書き残した原稿が1本あったので、資料とPCを持ち込み、子どもたちの「遊んで」攻撃を避けながら正月二日にようやく書き上げてメール。

 なんだか年々「お正月」感がなくなっているような気がする。ずっと昔は、ザッピングをしても同じ映像が映っていることに感動しながら「ゆく年くる年」をながめ、遠くから聞こえる除夜の鐘を聞いて眠りに落ちていたように思う。今では酒をかっくらい、酔っぱらって12時前に意識をなくす。

 それでもなんとか正月気分を味わおうと3日に一家総出で鹿島神宮へ。参道から奥の院まで人でごったがえしていた。鹿島神宮といえば鹿なのである。アマネは飼われている鹿にエサ(ニンジン)をやっていた。

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 4日、実家から浦安に移動。家族3人でディズニーランドに行くため。デゼニランドではなく、ディズニーランドである。大学1年の時に高校の友人と来て以来だから15年ぶりか。

 冬休みの家族連れでランド内は激烈に混んでいた。アトラクションはどれも1時間や2時間待ち。比較的すぐに乗れそうなメリーゴーランドやダンボがくるくる空を飛ぶものにアマネを乗せる。その間、ぼくは「プーさんのハニーハント」に並んで待っていることに。ちょうど新書を持ってきていたので読みながら並ぶ。合流し、1時間半ほどで中に入ることができた。

 ちょうど午後のパレードを見ることができた。ディズニー映画のキャラクターがどっかんどっかん出てくるもの。アマネはお気に入りのバズ・ライトイヤー(トイ・ストーリー)が登場するとさかんに手を振っていた。パレードのオオトリはもちろんミッキー。座って見ていた目の前で踊ってくれたのでそれはラッキーであったろう。

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 そんなこんなで札幌に戻ってきたのである。

 明けてすぐ、卒論発表会。3日間かけて行われる。うちのゼミは最終日なのでまだ余裕がある。今日は発表練習をおこなった。まあなんとかなるだろう。

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キドキド

dun (2008年12月14日 15:37)|コメント(0)| トラックバック(0)

 地下鉄東札幌駅そばに先月オープンしたショッピングモール、イーアス札幌に行ってきました。オープン直後に様子を見に行ってみると、案の定激混みでしたので、ほとぼりが冷めるまで待っていたのです。

 しかし最近よく聞きますね、この手の大型ショッピング施設。イーアス札幌から車で5分ほどのところには、すでに安定した集客力を持つアリオがありますし、北広島にもインターヴィレッジというのができています。そんでもって、どこにでもユニクロが入ってる。ちゃっかりしたもんですな。

 さて、雪深くなるこれからの季節、軽装で子どもを遊ばせることはいよいよ難しくなります。ちょっと調子が悪ければ、一日中うちの中に引きこもることも稀ではない。そんなときはインドアの遊び場が助かります。

 札幌は、インドアの遊び場もけっこう充実しています。無料の場所としては、市の子育て支援センターがあります。意外なところでは札幌ドームの中にあるキッズパークは試合が開催されていなければ無料で利用することができます(ただし駐車場は有料)。有料の施設だと、新札幌のサンピアザにファンタジーキッズリゾートというのがあります。

 今回家族でイーアスに行った目当ては、ボーネルンドの経営する有料のインドアプレイルーム、 Kid-O-Kid (キドキド)でした。選択肢が一つ増えたのも嬉しいですし、なにより家から近い(車で10分程度)のがいいです。

 朝10時過ぎに行くと、すでにキドキドの前には親子連れの行列ができていました。中で子どもたちが遊ぶ様子をアマネに見せましたが、 あまり食指が動かない模様。しかたなくぐるりとショッピングモール内を見て回りました。テナントの数はアリオに及びませんが、全体にインテリアのおしゃれさを売っている感じがします(経営がダイワハウスだからでしょうかね)。

 しばらくすると「遊ぶ遊ぶ」と言い出したので、ぼくと二人でキドキドに潜入。

 ビヨビヨと飛び跳ねるマットとか、中に入れるチューブのような体を使って遊ぶものには目もくれず、まっすぐにごっこ遊びコーナーへ。 おもちゃのキッチンやリビング、衣装はもちろんのこと、食料品の並ぶ棚や会計をするレジまであります。

 お次はボールプールへダイブ。ボールの海の中をざばざばとかき分けて進むのが楽しそう。プール中央にはジムもあり、子どもたちがよじ登ったり降りたりして遊んでいます。

 おもしろいのは、砂場。室内ですが、砂場があるのです。遊ぶ際は備え付けのゴム長を履いて入ります。スコップ、バケツなども完備。また、砂はほどよく湿っており、山を作ったり団子を作ったりすることもできます。外の公園はすでに雪に覆われており、砂場で遊ぶのは久しぶりなので、アマネは夢中になってバケツに砂を入れておりました。

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 1時間の滞在、親子2人でちょうど1000円(割引券使用後)でした。大人もけっこう楽しく遊べる施設で、これから人気が出るんじゃないでしょうか。というか、すでに大人気で芋洗い状態の遊具もありました。

 惜しむらくは、トイレが併設されていないこと。いったん出て、ショッピングモール内のトイレを使うことになります。これだけが本当に惜しい。

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困ったときの円山動物園

dun (2008年10月19日 15:09)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 10月とは思えないほど暖かく晴れ渡った日曜、円山動物園に行ってきました。思いついたらいつでも行ける、年間パスポートがあると公園代わりに利用できるのでお得です。どこに行くか困ったときには、とりあえずマルドウです。

 とはいえ、目当ては動物ではなく、園内の遊園地キッドランドです。アマネはご多分に漏れず、乗り物が大好きであります。汽車ぽっぽ的なものがあれば何でも飛びつくので、今日はここで一日つぶそうという魂胆。

 まだ3歳なので、あまり激しい乗り物は乗れないので、どうしてもコーヒーカップとかメリーゴーランドとか、おとなしい感じのものが中心となります。それでも豆汽車「弁慶号」には2回ほど乗りました。

 しかし彼が今回はまったのは、キッドランドの誇るアトラクションではなく、その隅に設置されていた、 100円でもあもあ動く数々の遊具の方でした。ほら、ありますでしょう。デパートの屋上なんかに。あれです。

 中でも、8の字型に動く2両編成の小型電車にえらくはまりました。隙あらば乗ろうとするのです。これだけで500円くらいつぎ込みました。甘いですねえ。

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 その他、消防車だの、ヘリコプターだの、アイスクリーム屋さんのワゴンだの、小さなメリーゴーランドだの。ぐるぐる、ゆらゆら、もあもあとたっぷりと楽しんできました。

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 普段、他所でこうした乗り物を見かけても、乗りたいとは言わないんですけどねえ。大型のアトラクションを見て「乗り欲」が出てきたんでしょうか。将来は乗りテツにでもなるんでしょうかね。

 そうそう、円山動物園の中に、今年の夏から新しくネイチャーカフェ・アースというカフェができたので、そこで昼食を取りました。

 園内で食事ができるお店は、これまでにもいくつもありました。ただ、まあ、なんというか、海の家的な感じで、場末の侘びしさを味わうにはいいのですが、いかんせん若い人向けではなかったのです。そこにできたこのカフェはそういう意味では斬新であります。カフェの中にキッズスペースやキッズテーブルがあるのが、子ども連れにはありがたいです。メニューもそこそこおいしい。アマネは野菜スープをひとカップぺろりと食べてしまいました。

 キッドランドは11月3日でいったん閉鎖され、来年の春にまたオープンします。いよいよ冬ごもりですね。そういえば雪虫が飛んでましたよ。

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ゆにガーデン&ユンニの湯に行ってきた

dun (2008年9月26日 14:13)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 たまには行ったことのない方へでかけてみようと、祝日の火曜、車で1時間ほどの場所にある「ゆにガーデン」に行ってきました。初めてなのですが、ものの本ではどうもただの広い庭のようです。

 札幌から夕張に行く途中にある由仁町。その山あいに目的地はあります。のんびりと向かったら、昼前に着きました。

 ここのお隣には「ユンニの湯」という温泉施設もあり、ゆにガーデンの入場料と入浴料、あわせて大人1000円でセット販売していました。温泉も入るつもりでしたので、セットの切符を購入。

 朝からぐずついた空で危ぶみましたが、日頃の行いがよろしいのか、園内のレストランで昼食をすませるころには実にいい天気に。

 バスが園内をぐるりと走っています。入場したときにちょうど走っているのが見えていました。アマネはこういうのが大好きで、「急いで急いで」と大人をせかしてバス停に向かいます。

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 のんびりゆられて20分くらいで1周してしまうくらいの広さなのですが、そのあちこちに庭がテーマごとに造られていて、見ていて飽きません。その庭が取り囲むようにして広い広い芝生があります。ただ広いと言うだけでなんだか走りたくなってしまいますね。

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 園内のかたすみにはキノコ汁を飲ませるコーナーがあり、その脇にはウサギに触れられる小屋もありました。

 1時間半ほど遊んで、お隣のユンニの湯に行きます。ここのお湯は、びっくりするほど黒く、しかもぬるぬるとしています。どうも周辺が泥炭地帯のようで、その成分が湯に溶け出しているようです。美容にはよさそう。

 あまり期待もせず訪れたのですが、案外楽しむことができました。なにより高速を使わずに行けて、 1000円でゆっくり遊べれば十分です。

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市電フェスティバル

dun (2008年8月31日 13:59)|コメント(0)| トラックバック(0)

 札幌は市交通局の運営する路面電車の走る街です.路面電車のPR企画,市電フェスティバルが開かれたので家族で行ってきました.

 会場は南21条西16丁目の電車事業所とその隣のグラウンド.電車事業所の方では,車両の展示や工場内の見学ができます.グラウンドの方では近隣の小学校PTAや町内会のみなさんが総出で縁日が開かれていました.

 縁日には,市営地下鉄のミニ車両が出展されていて,グラウンドをぐるぐると走り回っていました.当然ただで乗ることができます.

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 電車事業所の方に行きますと,そこは鉄な方々にとっては魅惑の世界.ふだんは触ることのできないものがいろいろとあります.

 まずは転轍機.ポイントに置かれている,あれです.けっこう重たいようで,おじさんに手伝ってもらいながらようやく動かすことができていました.

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 お次は職員さんの制服を着て,冬の名物,ササラ電車を背景に写真を撮るコーナー.アマネは帽子をかぶりたかったようです.お気に入りのアニメ『おさるのジョージ』には,ジョージが駅長の帽子をかぶらせてもらえるシーンがあるのですが,それを思い出したみたい.でもまあ大きい帽子しかなくて,「こまわりくん」になってしまいましたが.

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 整備工場の中にも面白そうなものが.車両の方向幕を手動で動かす装置がありました.「教育大学前」と書いてあるからにはずいぶん昔の方向幕が残っているようですね(現在中央図書館のある場所にかつて北海道教育大札幌校がありました).

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 もうちょっと遊びたいようでした.が,昼ご飯を食べねばならないので引き上げます.

 が,手を引いて抵抗してきたので,「動く電車に乗ろう」と提案.事業所前の電停から幌南小前まで,ママといっしょに乗ることができましたとさ.

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旭山動物園に行ってきた

dun (2008年7月31日 07:43)|コメント(0)| トラックバック(0)

 一夜明けて晴天。本日は旭山動物園に行くというメーンエベントがあります。

 と,その前に,名だたる美瑛のパッチワークの丘をドライブ。金色と緑色に塗り分けられた,波打つような丘。すっくと立つ防風林。きれいですねえ。

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 美瑛の街から一路旭川へ。旭川空港の脇を抜けると,道ぞいに動物園の案内が現れ始めました。その案内にしたがって走ると畑の真ん中にこんもりとした山が見えます。どうやらあそこにあるらしい。

 動物園へ続く道には続々と車が通っていきます。動物園の無料駐車場が何か所かあるようですが,どこも満車らしい。有料の駐車場には道沿いにおじさんが立っており「正門に近いよ」「西門に近いよ」と道行く車を呼び込んでいます。正門に近いという駐車場に停めて園に向かうと,いやあなんでしょうこれは。入場口には人が列をなしています。が,入場制限をしているわけでもなく,すぐに中には入れました。

 入場口で,スタッフのおじさんが「今日は29度を超えるという予報が出ています。気をつけてください」としきりに叫んでいます。

 妻が事前に情報を仕入れ,「ペンギンが空を飛ぶ」らしいペンギン館に行こうとしました。が,入り口には人の列。

 うーん,では,と,その向かいにある,あざらし館へ。ここも入り口には人の列。10分ほどで入れましたが,アザラシが通れるようになっている水の柱の周りには人がごった返していました。アザラシくんはなかなかそこを通ろうとせず,近くに来るたびに「あー,おー」とため息が漏れます。ようやくアザラシがそこを通ると,「おーーー」と歓声があがりました。

 妻が「シロクマ館に行く」と言い出したのですが,そこもやはり何重にも折れた人の列ができています。勝手に行ってもらい,アマネとふたりで建物の外に放り出されたシロクマを見ていました。なにしろ気温は29度ですから,シロクマはへばっておりました。

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 その後,トラ,ライオン,ヒョウ,チンパンジーを見て昼食。東門にある「モグモグテラス」というレストランも人がいっぱいでしたが, 11時頃に行ったのですぐに入れました。

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 アマネくらいの子どもには,やはり実際に触れることのできるくらいの小動物がいいようです。「こども牧場」にいるアヒルのかわいいこと。ゴールデンレトリバーがテラスでへばっているのを,子どもたちが一生懸命なでています。

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 太陽が照りつける中,もうあちこち歩き回るのもいやになってきました。園は山肌の斜面にあるのですが,その斜面を利用して水が水路に沿って流れ落ちています。動物に飽きた子どもたちはここで水遊びを楽しんでいました。今朝は「水遊びしない」と言っていたアマネですが,他の子がしているのを見ると「やるー」。で,ズボンを脱がせて水の中に。かく言うぼくも,子どもの面倒を見るふりをして水につかって涼んでいました。暑いときは動物を見ずに,水遊びをするのがおすすめかもしれません。

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 いまや日本一有名になってしまった旭山動物園。初めて来たのですが,夏休みに入って人が多く,おまけに暑いという最悪の状況でした。あとで学生に話したら,「この時期に行く道民はいませんよ」だそうです。 

 年間パスを買いましたので,今度はもう少し涼しくなってから,あるいは雪が降ってから来ようと思います。

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富良野に行ってきた

dun (2008年7月30日 22:25)|コメント(0)| トラックバック(0)

 週末,家族で富良野から旭川へと1泊でドライブに出かけてきました。

 道央道を北へ,滝川で降りてトコトコと走り,山を越えると富良野に入ります。

 最初の目的地は,ラベンダー畑で有名なファーム富田。夏休みに入ったばかりだけあって,駐車場に入る道にはすでに車が列をなしていました。それでも10分ほど待てば車を停めることができました。

 以前一度だけ8月に来たことがあるのですが,そのときにはすでにラベンダーは終わっていました。なのでけっこう空いていたんですよ。ですが,さすがに花の最盛期だけあり,農園内は人でごった返していました。

 ついつい人の多さばかりに目にいってしまいますが,きちんと花も見てきたんですよ。

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 富良野の畑を碁盤に区切る直線道路をひた走り,「北の国から」のセットの脇を通ると,「ふらのジャム園」があります。このジャム屋さんのすぐお隣には,なぜかアンパンマンのグッズのショップがあるんですよ。どうも,ジャム園のキャラクター製作をやなせたかしさんに依頼した縁で,ショップができたようです。

 ぼくらが着いた頃,ちょうどアンパンマンが来ていまして。一緒に写真に写ってくれました。アマネは緊張していた様子。抱っこされて泣き出してしまう小さい子もいました。

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 本日の宿,白金温泉に向かいます。ホテルからは,噴煙のたなびく十勝岳が望めます。従業員の方曰く,噴煙が白ければ大丈夫だが,黒くなったら噴火するのだそうです。

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 しょっちゅう連れて行っているせいか,アマネは広い風呂が大好き。特に,露天風呂がお気に入りで「外のお風呂行く」と何度も連れて行かれます。 

 今日一日外にいたせいか,顔が黒くなりました。明日は旭山動物園に行きます。

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さくらんぼと詩人

dun (2008年6月29日 21:47)|コメント(0)| トラックバック(0)

 朝から家族で果物狩りに行ってきました。

 自宅から車を30分ほど走らせると,温泉街として知られる定山渓への道沿いに果物狩りの看板が立ち並んでいます。その中の1軒, 篠原果樹園におじゃましました。

 山腹を利用した農園で,一番高いところからの眺めが美しい。

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 本日のお目当ては,サクランボ。果樹園の公式ホームページに,29日からサクランボ解禁とあったので,これ幸いと出かけてきたのです。アマネは,お気に入りの手押し車を持って行くと言ってききません。以前,栗拾いに行ったことがあるのですが,それと勘違いしているのでしょうか。

 サクランボの木が植えられている一角にたどり着く手前に,いちご畑がありました。果樹園を経営されるご家族の奥さんが,「いちごがまだあるから食べて行きなさい」と案内してくれます。大粒のいちごを採ってアマネに手渡してくれました。食べてみると,おお,甘いですねえ。

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 いちご畑から続く斜面には,プラム,リンゴ,プルーンなどの木が植わっています。さらに登ると,赤い実をたわわに実らせたサクランボの木がたくさん。たくさん実って,枝がしなっています。これは食べがいがあります。木のそばのはしごに登って,上の方になっているサクランボをもいでむしゃむしゃ。アマネにはタネを取ってあげていたのですが,タネだけ抜いて食べることを覚えたようで,ひとりでむしゃむしゃと食べています。

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 いろんな品種があったのですが,今回いただいたのは佐藤錦,秀ヶ錦,それにアメリカンチェリー。どれも甘くておいしかったですよ。家族3人合わせて80粒くらいは食べたのではないでしょうか。

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 1本の木にこれでもかと実っていたのですが,それでも,今年の天候不順で,だいぶ不作なのだそうです。例年CMを流すような果樹園も,今年はそれを控えているほどなのだとか。案内してくれた篠原さんご一家みなさん口々におっしゃいます。いやあそれでも露天でこれだけおいしいのができれば十分じゃないでしょうか。

 入園料は大人一人800円,2歳以下は無料。持ち帰りは別途お金がかかりますが,十分元を取ったと思います。なにしろ,佐藤錦なんてお店で売っているのを買うと高いですからねえ。

「ハンバーグ食べたい」というアマネのリクエストを容れて,お昼はびっくりドンキーへ。いったん帰宅。

 午後からぼくは,中島公園にある北海道立文学館へ行きました。札幌は6年目になりますが,ここは初めてです。

 今月末からここで,詩人の吉増剛造さんの展覧会が開かれているのですが,それに合わせていくつかのイベントが予定されています。そのうちの一つ,「言葉のざわめき,おとのねにおりてゆくとき」を拝聴したかったのです。

 鼎談なのですが,メンバーがぼくとしては豪華。吉増剛造,工藤正廣,そして柳瀬尚紀!工藤先生は元北大の教授で,パステルナークなど,ロシア・ポーランド文学がご専門。実は一度だけ教授会でお見かけしたことがあります。柳瀬尚紀先生は英米文学の翻訳家として有名ですが,ぼくのなかではヒーローのような方。なにしろジョイス『フィネガンズ・ウェイク』を翻訳されたわけですから。このブログの名前の由来になったこの作品,高校の時に柳瀬先生の翻訳で読み,衝撃を受けました。このときに,ゆくゆくは詩の研究をしたいと思ったものです。

 吉増剛造の作品は,何度か「ユリイカ」に載ったのを読んだことがありますが,「つぶやき」が多いなというのが第一印象。それと,連想の速度がタイポグラフィをたたきつけるその慎重さに独特のものを感じました。なんだか評論家然として偉そうですね。

「おみやげ」として吉増さんが午前中に書き上げたという,なんでしょうかね,これは。手書きの口上と詩や文章のコラージュ,というか,バロウズ風に言えばカットアップのコピーをいただきました。

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 さて,お三方の登壇を前から2列目の席で待っていると,会場の後ろから,車いすに乗ったご老人が入ってこられました。私の目の前,つまり最前列のイスは空いていたのですが,スタッフの方などがそのイスを運び出してそのご老人が空いたスペースに陣取られました。白髪頭の上に黒いニット帽を載せた,温厚そうな男性です。

 間もなく,司会の方が開会の言葉を始めました。「...今日は山口昌男先生もいらしてますが,どちらでしょうか...。」

 ぼくの隣に座った方が,目の前の車いすのご老人を指さします。ひええ,山口先生だったんですか。驚きました。どうも話を伺っていると,吉増剛造さんとは旧知の間柄のようで,今回の展覧会の開催にもかかわっておられるようです。結局終わりまで,ぼくは山口昌男先生の背中と後頭部を見ながら鼎談を聞くことになりました。

 さてその話ですが。

 やはり,柳瀬先生がいるということで,ジョイスの話から始まりました。羽生善治が永世名人になったことに話が及ぶと,その羽生さんの天才ぶりについて,柳瀬・吉増の両氏から感嘆の声が上がります。なんでも,北海道新聞主催の大会に羽生さんが来るそうで,その機会に札幌まで呼んで文学館で何かしようという話も出ました。

 タイトルの「おとのねにおりてゆくとき」から「根の国」を連想した吉増さんが,「北海道は根の国である」と宣言。一方で,工藤先生が「柳田國男は北海道に来たが,折口信夫は青森で引き返した」ことに触れ,「別の根の国」という言葉が出されました。それに対して「確かに折口は大阪のミナミから南へ行ったんだ」と吉増さんが返し,「じゃあ」と,折口信夫の詠む歌をテープにかけてくれます(録音なんて遺っているんですねえ!)。その声は,確かに「北海道に来なかった」という前段を受けてから聞くと,そのように感じさせるものでありました。

 吉増さんは「宝」と呼んでいたのですが,お手持ちのカセットテープの録音を聞かせてくれたのが嬉しい。与謝野晶子(遺ってるんですねえ),寺山修司,アイヌのおばさん,ジョイス,エセーニン,パステルナーク。

 「耳だって修練しなきゃだめですからねえ」
 「声は記憶の重なりでできてんです」

 とは吉増さんの言葉。

 声をめぐる,詩人と翻訳家の鼎談というか雑談をそばでながめていた,そんな充実した2時間を過ごしました。

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長崎ぶらぶらぶらりんこ

dun (2008年6月17日 21:42)|コメント(0)| トラックバック(0)

 家族で梅雨まっただなかの長崎空港に降り立ったのは夕刻6時過ぎ。ラゲージクレイムのガラス越しに義父を発見したアマネは 「じーじー!」と叫びながら自動ドアを駆け抜けていきました。

 車で自動車道を通り長崎市内へ。空港から長崎に入るのは何年ぶりでしょう。やたらと九州大学で学会があった年があったのですが, そのときは福岡から「かもめ」に乗って行ったのでした。

 リンガーハットで夕食。アマネはここの餃子がお気に入りで,2皿くらいはぺろりと食べます。

 夕食後,まっすぐ妻の実家に帰宅...とはいかず,私はここで家族ともお別れ。市内の浜屋というデパート前で車から降ろしてもらいます。 なぜか。

 思案橋横丁を探索するためなのです。

 かつての長崎といえば,三大遊郭のあったという地。その丸山に行くために渡ったという思案橋。彼の地へ「いこかもどろか」 と思いめぐらせたことからその名がついたといわれる,情緒ある町です。

 その思案橋には飲み屋が建ち並んでいますが,その数軒をめぐってみようというのが,今回の私の長崎行きの1つの目的でした。 家族には無理を言ったと思っていますが,ほんとに楽しみだったのです。

 浜屋前から路面電車の線路を渡り,すぐに折れると思案橋横丁と大書された看板のまぶしい小路が。さて,どうしましょうか。

 てくてく歩くと縄のれんのかかったおでん屋さんがあります。「桃若」というんですが,横丁のなかでもとても古いお店, 太田和彦先生もご推奨の一軒です。やはり一番行ってみたかったここから始めるとしましょう。

 引き戸を開けると「いらっしゃい」とおかみさんが声をかけてくれます。入り口の右手に小上がり,正面にL字型のカウンター, その角におでんが温まっています。カウンターにはカップルが1組とおじいさんが1人。「荷物預かりましょう」 と背中の荷物を持ってくれました。

 どこから来たんですか,おかみさんの言葉に「札幌から」と答えると,店のなかの雰囲気が一瞬変わりました。「ああそう,観光で?」 とはおでんを箸でつついていたご主人。「ええまあ」と生返事。

 まずはビールをもらいましょう。キリン,アサヒ,サッポロから選べるようですが,ここはやはりサッポロで。「どうぞ」 とご主人についでいただきました。飛行機を千歳から羽田,羽田から長崎と乗り継いできたので疲れていたのか,おいしいですねえ。

 「何にしましょう」とご主人。うーん,と悩んでいると,これとこれが沈んでいて,これがうちで手作りで,と教えてくれます。では, その,それとそれといただきます(何を食べたのか正確には忘れてしまいました。確か,豆腐,ぎんなん,根昆布,大根, すり身その他を食べた気が)。おでん屋に行くのはあまりないのですが,なかなかいいもんですね。梅雨の長崎,結構肌寒く, 温かいおでんがありがたい。

 ご主人とおかみさん,それに奥から息子さんが出てきて,いろいろと話しかけてくれます。 カウンターに座っていた他のお客さんも親身に話しかけてくれて,とても居心地がいい。

 「ここはどうしていらしたんですか」とご主人が尋ねるので,「その本で」と。ご主人の背にある棚に,太田先生の「居酒屋味酒覧」 のポスターが貼ってあったんですね。それを指さすと,おかみさんが「この本を読んで来られる方は,男性の1人客が多いですね」と。 「本当に有り難いことです」と嬉しそうでした。

 いつのまにかカウンターの上に枇杷の箱が置いてあり,「今年のは甘いですかね」と,おかみさんが一つくれました。

 小さいお銚子を2本空けて,他のお客さんがみな帰り,1人きりになった頃にお勘定をしていただきました。ごちそうさま, 噂にたがわぬ良いお店でした。では,次に行きましょう。

 思案橋横丁からさらに路地に入ったところにひっそりとある「こいそ」。ここも件の本に載っていたお店です。 路地に面した生け簀から店のなかの様子をのぞきますが,カウンターにはすでに先客あり,なかなかにぎやかそうです。では,入ってみましょう。

 引き戸を空けると,右手にカウンター,左手にテーブル席と,奥に小上がりがあります。カウンターには大皿が何種類も。 これは期待できそう。カウンター奥に陣取り,まずは生ビールをもらいます。

 大皿のなかに目がいきますねえ。「これは何ですか」とカウンターのなかを忙しく立ち働いていた娘さんに尋ねると, 「キビナゴの炊いたんに,これはいろんな魚の骨を揚げたもの,出すときには二度揚げします」。「あ,じゃあそれとそれ」と即決。

 キビナゴは甘辛く煮付けてあり,いい味。骨せんべいもいいですねえ。せっかくの九州,ここらで焼酎を飲みましょう。麦のお湯割りを。

 ご主人に,お母さんでしょうか,カウンターに出てきていただいて,いつの間にか長崎水害の話に。 「この辺は150㎝くらいは水が来たんですよ」と,目の高さくらいのところをご主人が指さします。

 さてそれではここらでしめにかかりましょう。しめですから,壁にかかっていた短冊で気になっていた〆鯖をいただきます。それと, 大皿のなかにあった,すじ肉のポン酢かけを小皿に盛ってもらいましょう。もう一杯お湯割りをいただいて,ごちそうさま。

 さて,ここから妻の実家に帰らねばなりません。正気を保っているあいだに,路面電車に乗り込みます。どこまで行っても100円とは, 見上げた電車ですねえ。どっかの市電には見習っていただきたいもの。西洋館の前をすぎた頃から,電車の揺れに気持ちが悪くなってきました。 酔い覚ましに,ちょっと降りて歩いていくことに。長崎大の前で降り,終点の赤迫まで雨の中歩きます。最後は義父に迎えに来ていただきました。

 長崎の夜はまだまだ奥が深そうですが,またの機会に。

 なお,次の日二日酔いで半日寝ていたことは秘密であります。

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さとらんど

dun (2008年5月19日 20:20)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 日曜はとてもいい天気でした。おにぎりをつくって,家族で「さとらんど」にピクニックに行ってきましたよ。

 アマネに「ピクニック行く?」と聞くと,「ピクに,行く!」と喜びます。どうも,行楽を「ピク」と呼ぶものだと思っている模様。

 朝10時半に到着。駐車場に車を停めて敷地内に入ると,大勢の人が集まっているのが見えます。「フリマかな」と近づくと,バーベキューをする人たちでした。

 さとらんどでは四人乗りの自転車を貸し出しているのですが,どうも人気のようで,それを借りる人たちの列ができています。アマネは「自転車,乗るー」とせがみますが,ただ待っているのは馬鹿らしいのでパス。その代わり,敷地内を走るSL型のバスに乗りました。

 このバス,1回300円(子どもは半額,幼児は無料)で乗れるのですが,途中1度だけ降りて再乗車できるようです。これはいいですね。お言葉に甘えて,さとらんど交流館という建物の前で降りました。

 中では地物の野菜販売や苗の販売,農家の方の手作りお菓子などが売られています。野菜が安い!クッキーを買って帰ってから食べましたが,これも素朴でおいしい。

 建物の外にはひょっこりひょうたん島のような形をした,山型のトランポリンのような遊具が置いてあり,子どもたちがぴょんぴょんと跳びはねています。アマネもいそいそと混じって跳びはねに行きました。自分にも経験がありますが,子どもってなんでただ跳ねるだけのことをえんえんと続けられるのでしょうかね。ああ,でも,別に普通の地面の上では跳ね続けないか。地面がフワフワしていて,自分のコントロールで制御可能な部分とそうでない(どこに飛ばされるか分からない)部分が同居するので楽しいのでしょうかね。

 SLバスで通ったときに見かけていた,誰も周りにいなくて気持ちよさそうなあずまやにて弁当を食べます。周りは畑しかないのでお客さんは誰もいませんが,水道も芝生も林もあって本当に気持ちがいい。寝転がると空が広く感じます。

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 交流館まで戻ってSLバスに再乗車。ぐるりと一周して最初に乗車した場所に到着。午後にもなると人出が増えてきたようで,バスに乗る人の列ができていました。

 敷地内にはヒツジやヤギ,ウマやウシが飼われているのですが,周りの子どもたちは雑草を摘んでめいめい動物たちに食べさせています。アマネも,ママが摘んだクローバーの束をウマの口元に持って行き,「食べて食べて,はいどーじょ」。

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 アマネは帰り際も,丘の斜面を何度も駆け下りたり,ゴロゴロと転げ下りるという単純な遊びに没頭。

 これからの季節,暑くなる前は,こうしてあちこちの公園で外遊びするつもりです。

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登って漕ぐ日曜

dun (2008年5月11日 20:04)|コメント(0)| トラックバック(0)

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 札幌の街から西の方を眺めると,壁のような山がぽこぽことそびえています。山に雪でも降ればスキーができるわけで,街から近い場所にそうしたウィンタースポーツができる施設がたくさんあるのが札幌の特徴といえましょう。

 そうした施設の一つ,大倉山ジャンプ競技場は,札幌オリンピックでジャンプ競技が開催された場所だそうです。詳しくはここ

 実は札幌に長らくいながら一度も行ったことがなかったので,話のタネにと,よく晴れた日曜の朝に家族で行ってきました。

 円山動物園を通り過ぎて山道を5分ほど走ると到着。近いものです。

 山の傾斜角にそってつくられたジャンプ台。ジャンプ競技場を実際に見たのは初めてですが,迫力があります。実際にすべるとしたら,これはもう落下すると言った方がいいでしょうねえ。

 ジャンプ台の脇にリフトがあり,頂上の展望台まで行くことができます。ただ,ぼくは極度の高所恐怖症です。スキーのリフトくらいならと,実際にこの傾斜を見る前は気楽に考えていたのですが,ちょっと怖じ気づきました。しかしまあ上まで行かねば元を取ったことになるまいと決心して乗り込みました。

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 バーを握る手から血の気が失せた頃頂上に到着。さすがに見晴らしは最高でした。市内の全景が見られましたよ。

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 いったん帰宅して,途中の車内で寝たアマネが起きるのを待ってから,再び外へ。と言っても,近所を散歩する程度です。

 月寒公園という,この辺りでは大きな公園が目の前にあります。その中にはひょうたんの形をした池があり,ほとりの売店から手こぎボートを借りることができます。冬の間は売店も閉まっていたのですが,暖かくなり営業を始めたので,ものは試しにとアマネと二人で乗ることに。ちなみに,30分320円。

 オールを漕ぐのなんて何年ぶりだろう。はじめは勝手が分からず,なかなか船着き場から離れることができません。ようやく要領をつかんで,池の奥まで漕ぎ出します。

 向かいに座っていたアマネはガマンができなくなったようで,「ぼくもー!」と隣に座ってオールをつかみます,が,漕げるはずもなし。ぼくの持つ片側だけ漕ぐので,同じ場所をくるくると旋回するだけです。

 アマネにはおとなしく座っていてもらうことにして,ぐるりと池を一周しながら,カモをからかったりしてあっという間に30分。

 帰りがけに公園そばの饅頭屋で大福をおみやげに買って帰りました。

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ラグーン

dun (2008年4月21日 19:46)|コメント(0)| トラックバック(0)

 昨日は家族で定山渓に行ってきました。

 お目当ては,定山渓ビューホテルの温水プール,ラグーン。こちらの深夜テレビを見ていると「♪らぐーんらぐーん」 という歌とともにちょっと小太りの男の子がボディボードに乗って波乗りをしているCMがよく流れています。あれです。

「プール行く?」とアマネに聞くと,「ぼくも行くー」と胸に人差し指をたててニコニコ。「行こう,行こう」と早くからソワソワ。

 真駒内を抜けて車で40分ほどでホテルに到着。近いもんです。

 大宴会場が休憩所になっていまして,そこに荷物を置いて館内用スリッパにはきかえ,階下のプールへ出発。

 日曜でしたが人出はさほどではありませんでした。やはり家族連れが多いようです。

 アマネは両方の腕にウレタンの浮き輪をつけて,犬かきで泳ぎます。「こわいこわい」「待ってー」と,久々の水が怖いのか, あまり楽しそうではありません。

 水深の深いプールで,試しに「うひゃー」と言いながら頭までつかりおぼれたふりをすると,彼は「あがるあがる」とビビリまくり。

 滑り台を何回か滑った後,昼近くなったので早々に上がりました。

 ここは温泉もあるので(というか,温泉ホテルなのだからそちらが先なのですが)体を十分に温めてからあがることができます。 露天風呂につかりながら川をながめているとようやく春が来たなあと実感。

 アマネは帰りの車の中ですーっと寝てしまいました。

 来週は北の方にあるプールに出没の予定。

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基礎ゼミ2007反省

dun (2008年2月 1日 21:43)|コメント(0)| トラックバック(0)

 本日、「基礎ゼミ」と呼ばれる演習が終わりました。これは、2年生が所属するゼミを決めるために半期でおこなわれる、言ってみれば「お試し」のゼミで、3年生が2年生をリードしていく形で進められるものです。

 ぼくは毎年この演習を担当しているのですが、今年は美馬のゆり・山内祐平『「未来の学び」をデザインする』をテキストとして用いました。この本には創設間もないはこだて未来大が取り上げられていて、カリキュラムと学習環境が、状況的学習論を背景としてどのようにデザインされているかが解説されています。

 今年の演習はこのように進めました。14回の演習を前半と後半に分け、前半では「4~6歳の子どもを対象とした、オリジナルのクイズゲームをつくろう」と題したグループ作業を行い、後半に先のテキストを読むこととしました。

 このグループワークの目標は、北大幼児園の子どもたちに15~20分間のクイズゲームをしかけ、なおかつその子たちに「ウケる」ことでした。なぜクイズゲームという素材を選んだかと言うと、就学前の子どもたちが、何を知っており何を知らないか、何ができて何ができないのか、何かをさせるためにこちら側がどのようにすればいいのか、こういったことを学生たちにとことん考えてほしいと思ったからです。基礎ゼミに参加するのは主に2年生なので、ひととおりの基礎的な知識は概説で学んでいるはずなのですが、いかんせん具体的な像として結んでいない。そこで、クイズゲームを製作し、それを子どもたちを巻き込む形で披露するという目標を作ることで、ぜひ主体的に子どもの姿から学んでほしいなと思ったわけです。

 10月にスタートしたこの作業は、12月の前半に最後の班が発表して無事終わりました。本日最後の基礎ゼミで各班に報告書を提出してもらい、すべての作業が終了したわけですが、こうしたフローをこちらで計画する際に参考としたのが、はこだて未来大のプロジェクト学習や、先に挙げたテキストに紹介されているワークショップ型の演習でした。

 基礎ゼミの後半でテキストを読んだのですが、ここで学生さんたちは、自分たちがこれまでグループで行ってきた活動の理論的背景や他の実践例を知ったわけです。

 ただ本の中のこととして受け流すのではなく、実際に目で見て肌で触れてほしい。ということで先日、はこだて未来大にも総勢10名ほどで行ってきました。せっかく同じ道内にあるのですから、行かない手はないですね。大学院の先輩で、現在はこだて未来大で講師をされている南部美砂子先生にコーディネートをお願いし、お休みのところ無理に出てきていただいて実現した見学会でした。

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 未来大の特色であるプロジェクト学習(実際のところ、特色GPをとっています)は、数名の教員がチームを組んでテーマを設定し、そこに興味ある3年生が入っていってプロジェクトを進めていくというもの。学生さんたちはおよそ1年間、結果としてのモノをきちんと作るために相当苦労するそうです。

 今回の訪問では、南部先生のはからいで、今年度のプロジェクト学習の発表会で用いられたプレゼンボードが展示されていました。北大の学生さんたちはそれなりに見入っていたようです。

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 展示会場では大学院生の水野さんが、製作された機械をもって登場。心理学の理論を背景に、具体的なモノの形に落とし込む作業について語っていただきました。また、南部先生からはプロジェクト学習を指導するにあたってのおもしろさやご苦労などをうかがいました。

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  函館には1泊。学生さんたちは部屋に集まって夜中の2時までなにやら話していたようです。ぼくはひとり街をさまよっていました。

  今回の基礎ゼミを振り返って、学生さんたちから「みんな仲良くなれたのがよかった」という感想をもらいました。

 教員を5年やっていてつくづく思うに、学生が何を学習するかはコントロール不可能です。いくらこちらが熱弁をふるっていたとしても、学生は「あの先生は熱弁をふるう人だ」ということを学習しているだけかもしれないのです。ぼくにできることは、こちらの期待する学習内容について学生が学習しやすくするための、環境作りだけだと思います。

 communities of learners、すなわち、学びあう仲間たちの基礎作りだけはできたかなあと、そう思っています。

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ガトキン全力投球

dun (2007年11月24日 20:58)|コメント(0)| トラックバック(0)

 例年並みなのだそうだが、札幌はすでに雪が積もっている。去年よりも冬の訪れが早く、そして寒い印象。去年が暖かすぎたのだな。

 連休初日、札幌の北の外れにあるリゾート施設ガトーキングダムに行くことに。共済の割引券があったので。学生に聞いたら、 「ガトキン」と略すらしい。

 ガトキンに行くのはいいが、車が雪に埋もれている。そこで、生まれて初めて雪かきをした。たいした量でもないのだろうが、 腰と腕に堪える。20分ほどでとりあえず車の周りの雪だけどけるが、汗びっしょりである。

 札幌市内を南北に割る創成川に沿って北上。空には晴れ間も見え、道路の雪がぐずぐずに融けてきた。 こうなると泥混じりの雪を前や横の車がはねていくのが窓にかかって視界が悪くなる。

 40分ほどで到着。ガトキンのホテルが川の畔に見えてきた。目的地はホテルではなく、 併設された温水プールと浴場施設から成るフェアリー・フォンテーヌ。

 受付をすませて水着に着替え、温水プールに飛び込む。アマネは腕に浮き輪を装着してプカプカ。水泳教室で鍛えられているだけあって、 水自体に慣れているし、なにより楽しそう。足をヒコヒコと動かしてなんとか前進しようとしている。

 屋外と屋内の2つのプールがあるのだが、11月からの冬期間では屋外プールは閉鎖。楽しみが半減するわけで、 そのせいか祝日にもかかわらず客の数は少ない。おかげでこちらはゆうゆうと泳ぐことができたわけだが。

 1時間ほど水につかって、昼前に風呂へ。プール利用者とロッカーが共通なので、水着をポイと脱いでそのまま浴場に行くことができる。 露天風呂は温泉をひいているようで楽しみだったのだが、調整中で入ることができず残念。檜風呂に体を横たえて芯まで温まる。

 併設のフードコート(ここもガラガラ)で腹ごしらえをして、帰宅の途へ。水の中で全力で泳いだアマネは、 道すがら母親に抱かれて寝入ってしまった。1時半に寝ついて、放っておいたら起きたのが5時頃。体を動かしてよっぽどくたびれたのだろうか。

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船で行く東京ビッグサイトの旅

dun (2007年11月 6日 20:55)|コメント(0)| トラックバック(0)

 関東近辺の高校生や保護者、高校関係者向けの、北海道大学大学説明会が東京ビッグサイトで開催されました。北大単独での説明会は初めてだそうです。大学本部の入試課担当の方はもとより、各学部から説明担当の教員が参加しました。ぼくは所属の学部を説明する担当です。

 会場となるビッグサイトはお台場にあります。ぼくが宿泊した浅草からお台場まで、隅田川を下っていく水上バスなるものが出ているのですねえ。気がつかなかったのですが、投宿したホテルの目と鼻の先に水上バス乗り場があって、朝の散歩の時にお台場まで行けることを知ったのです。

 これは乗らない手はないでしょう。片道50分、料金にして1520円で、電車で行くより贅沢と言えますが、東京を川から眺めるのもまた経験です。

 お台場まで直通で下る船は「ヒミコ」といいます。かの松本零士先生がデザインされたというその外見は、松本零士マンガ的な女性的曲線が特徴。観光客が次々乗船していく中、スーツにネクタイ姿の場違いな男がひとりカバンを提げて乗り込みます。

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 隅田川といえば橋です。吾妻橋、駒形橋、蔵前橋、永代橋、清洲橋といった名だたる橋の下をくぐりぬけていきます。かつて船を通すのに開閉していたことで有名な勝鬨橋は川の最下流にあるのですね。これを過ぎると、東京湾岸が見えてきます。レインボーブリッジを過ぎたころ、フジテレビ社屋の独特な姿が目に入ってきました。ここまで50分、お台場に到着です。

 ゆりかもめに乗って着いた東京ビッグサイト。来るのは初めてです。ここといえば、その筋の人には「聖地」として知られているようで、館内の自販機限定販売という「聖地の珈琲」なるものを発見。ついついゲットいたしましたとさ。

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 仕事の方は省略しますが、ふたを開けてみるとトータルで500名ほどの来場者があったそうです。事前予約200強ということを考えると、全体としては成功の部類に入ると思います。北大単独で500は呼べるということが分かったわけで、今後もこのようなイベントが開催され続けることは間違いないでしょう。ただ、学部間で大きく差があったことも事実で、うちの学部だけで見ると、ちょっとどうかなというところはあったのですが、詳しくは書きません。いずれにせよ、準備に携わった大学本部のスタッフ、それと某社の方々、お疲れ様でした。

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はるばると北見へ

dun (2007年10月15日 20:33)|コメント(0)| トラックバック(0)

 土曜日、北見へ行った。北見は初めてである。札幌から鉄道で4時間半、往復で9時間の日帰り旅行である。

 何をしに行ったかというと、北見北斗高校にて開かれた「北大セミナー」に講師として参加するためである。近隣の高校生はもとより、 一般の方にも開かれた公開講座として開催されたもので、大学各学部から1名ずつがかつぎだされた格好である。ぼくは、 なんたら委員をしている関係でお呼びがかかった。

 汽車は旭川を越えると渓谷をぬいながらうねうねと走った。車窓から手を伸ばせば届くぐらいのそばに白樺木立が並ぶ。 山肌の木々はすでに色づいていた。

 北見の駅をおりると大きな空が広がっていた。青空につきささっていたのは東急と北見信金のビルくらいであった。

 駅前のこじんまりとした商店街を抜け、しばらくまっすぐ道を歩くと北斗高校がある。すでに他学部の先生方が昼食をすませており、 いそいでかきこむと教頭先生にご挨拶。

 教室で講義の準備をすませてのんびりと待っていると、生徒さんと一般の方(高校の先生が多かったか)が三々五々集まった。 12名で最初の話を始める。

 教育学部の説明、現在の学校的システムの来歴、リテラシーとは何か、読み書き習得期の子どもにおける音韻意識の役割。

 ただ聞くだけではつまらないだろうと、幼稚園生に促音「っ」の読み方のルールを覚えてもらう教材を考えてもらう課題を出した。 2~3人のグループに分けて考えてもらったが、ひとつもかぶるものがなく、聞いているこちらがおもしろかった。

 60分の講義時間が短く感じられたのなんの。90分の感覚に慣れているんだなあ。

 15分のお休みの後、参加者を入れ替えて10名でもう一度同じ講義。同じ話をしても反応が異なっておもしろい。

 4時半に全日程を終えてしばし休憩のあと、5時に高校を後にした。道北有数の進学校とのことだが、建物がきれいだし、 生徒さんも純朴そうであった。

 帰りの汽車までしばらく時間があるので、手近な居酒屋へ。生の白魚、冷や奴、おにぎりで夕食代わり。

 乗り込んだ札幌行きの特急はガラガラ。最後尾が自由席の「お座敷列車」になっているというのでのぞきに行った。初めて見たよ、 お座敷列車。畳に座椅子、掘りごたつにテーブルである。

 朝早かったのでうつらうつらしていると、いつの間にか札幌に着いていた。

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卒論検討会で名寄へ

dun (2007年9月10日 11:36)|コメント(0)| トラックバック(0)

 卒論指導を担当している学部4年生を引き連れて、札幌以外の場所で卒論検討会を行っている。昨年は函館へ行った。今年は、 大学院のOG(?)、Kさんが勤めている名寄短期大学にて検討会を行うこととした。検討会会場や打ち上げのセッティングなど、 すべてKさんにお任せしてしまった。どうもありがとう。

 名寄は旭川のさらに北にある。汽車で向かうのもいいが、今回は車という秘密兵器がある。現地に着いたら、 公共の交通機関はあてになるはずもない。高速を使って車で行くことにした。

 卒論を書くTくん、いっしょについてきてもらうことになった院生のHくんとともに、野郎3人で愛車キャパ号に乗り込み、 道央道を一路北へ。

 空は高く、秋の気配である。ただ、南から来て抜けていった台風が置きみやげの雨雲が北の方に見える。 高速道の上をすいすいとトンボが飛んでいた。そのトンボを時速100kmで走るフロントガラスがプチプチとつぶしていく。うへえ。

 札幌を出て2時間半ほど、道央道の終点となる士別でおりて昼食。さらにそこから30分ほどで名寄の街に到着。

 着いたはいいが、短大の場所が分からない。

「あれじゃないですか」「いや、水道局だ」「これは」「高校です」

 なにしろ広い土地を存分に使えるお国柄、何でも大きくて大学に見えてしまう。結局、直前に通り過ぎた建物がそうだと判明。 市役所かと思った。

 名寄短大は駅から車で5分ほどのところに町外れにあるこぢんまりとした建物。車から降りるとKさんが迎えてくれた。

 Kさんの研究室に3人でずかずかと乗り込み、さっそくTくんの検討会を開始。3人も先生がいるようでさぞや疲れただろう、Tくん。 これを励みにがんばってくれたまえ。

 名寄には遊ぶところがないそうで、短大生は休みだというのに大学に来ていた。「北大生が来てるよ」とKさんが言うと、「見たい!」 とわらわらと廊下に出てきた。あたしたちは珍獣か。

 夕方過ぎて小腹も減った。検討会を切り上げ、宿へ。駅前の「ニュー冨士屋ホテル」というビジネスホテルで、 ここには和室があるというので予約した。1部屋3人で12800円。商人宿を(具体的にはつげ義春の『リアリズムの宿』あたりを) 想像していたのだがこれがまたこざっぱりときれいなホテルでびっくり。

 夕食は、Kさんご推薦の、駅前通の居酒屋「卓庵」にて。大学院を出て、名寄で子育て真っ最中のIさんがかけつけてくれた。

 とにかくいろいろと注文し、そのどれもがおいしかったのでよくは覚えていないのだが、とりわけ蕎麦がうまかった。あまりのうまさに、 そばサラダ→もりそば→各自ざるそば1枚と、蕎麦ばかり食べたほどであった。細いのだけど、しっかりとこしがあり、 なおかつのどごしがすばらしくよい。さすが、隣に蕎麦の一大産地幌加内をかかえるだけのことはある。みなさん、名寄に行ったら蕎麦ですよ。

 まったく人通りのなくなった駅前通を歩き、二次会に入ったお店はジャズバー「take5」。いかにもな名前である。 がっしりとした梁が天井に見える店内には心地よいジャズが流れる。さてとメニューを見ると、酒のそろえはちょっとという感じ。 ここはお通しのボリュームがすごいらしいとKさんから聞いたのだが、果たしてその通り。乾き物が大皿に山盛り、そのほかサラダ、卵焼き、 シューマイ揚げ、枝豆というオードブル。さらにはマスターのサービスでチャーハン大盛り。ここは何屋さんなのだ?

 ふくれた腹をかかえて宿へ。テレビをつけると、阪神が9連勝していつの間にか首位に立っていた。

 一夜明けて次の日、前夜満足に風呂に入っていない我々一行は、「朝風呂へ行こう」と近くの温泉へドライブに行くことにした。 最寄りの温泉施設は朝10時にならないと営業を始めないのだという。今は朝8時。なんということ。 仕方ないのでなるべく遠くの温泉に入りに行き、道中で時間をつぶすことにした。結局、美深町のびふか温泉に入ることに。 もう朝風呂という感じではないが、とりあえずは満足。

 昼にふたたびKさんと待ち合わせ、おすすめのそば屋に連れて行ってくれるというので向かった先は、旧風連町の「雪の里」。 ここの蕎麦はゆうべの居酒屋のものとは違って、少し太めの十割蕎麦。十割だとぽそぽそとした田舎蕎麦を想像するが、さにあらず。 しっかりと歯ごたえの残った、これまたのどごしのよい蕎麦である。もう名寄最高。蕎麦好きにはこたえられない。

 名寄には、スキー場はもちろんのこと、一般の人でもカーリングができる施設があるそうだ。安く泊まれるコテージもあるそうで、 冬には(3月頃)カーリングをしながら読書する合宿をすることを勝手に決定。読むのは"The Cambridge handbook of sociocultural psychology"の予定。参加者募集中。いっしょにうまい蕎麦をたらふく食べましょう。

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岩手へ家族旅行

dun (2007年8月 4日 11:08)|コメント(0)| トラックバック(0)

 1日から2泊3日で岩手へ家族旅行してきました。釜石が母親の実家で、市内にほとんどの親戚が住んでいるのです。アマネが生まれて、まだ顔を見せていないということで、茨城から父母と伯母にも来てもらい、いっしょに連れて行くことにしました。

 千歳からJALで花巻空港へ。1時間のフライトでアマネは寝付くことができず、着陸時に「コワイコワイ」とソワソワしていました。

 茨城から車で来た父母たちと合流。ここからまっすぐ釜石には行かず、初日は花巻市内の志戸平温泉で1泊です。渓流を眺めながら露天風呂につかって道中の疲れをとります。

 1夜あけて2日目。今日は花巻から東へ車を駆り、釜石へ向かいます。ぼく自身、釜石へ来るのはもう10数年ぶりです。花巻からは、民話で知られる遠野を抜けて、仙人峠という急峻な峠道を越えていかねばなりません。しかしそれは昔の話で、遠野と釜石を隔てる山を掘削してまっすぐに通した仙人峠道路が今年開通しました。確かに小さい頃は、車の中で揺られ揺られて山の麓に釜石の町を望んだ記憶がありますが、だいぶ楽になりましたね。

 さて、釜石に住む祖母と伯父の家にまずはうかがいます。ちょうどいとこの子どもたちも来ており、アマネと一緒に遊んでくれました。子どもは子ども同士がいいように思います。

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 その後、何軒か親戚の家をおみやげを置きながら巡り、今日の宿、浪板観光ホテルに投宿しました。三陸ならではの入り江の奥に位置する浪板海岸を望むホテルで、すぐ外が浜辺になっています。さっそくアマネを海に連れて行きました。はじめは荒い波を怖がっていましたが、波の穏やかな岩場に移動してからはチャプチャプと楽しそうに遊んでいました。

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 どうも旅先では食べる量が増えてしまいます。暴飲暴食がたたり、3日目の朝には腹を下してしまいました。

 祖母の家に寄り、挨拶をしてからふたたび花巻へ。昼の飛行機に間に合わせるためです。アマネは2日間遊んでもらった父母と空港でお別れ。泣くかなと思ったら、ぼんやりとした顔でバイバイと手を振りました。

 ひさびさの岩手でしたが、山の青がうるうると目に映え、川の水がきらきらと輝く、よい風景を堪能してきました。これで夏休みは終わり。9月の学会ラッシュへ向けてがんばります。

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プラレール博に行ってきた

dun (2007年7月29日 13:19)|コメント(0)| トラックバック(0)

 プラレール博なるものが、中島公園近くのホテルで開催されていると聞き、家族で遊びに行きました。

 プラレールとは、タカラトミーが販売しているおもちゃの列車シリーズなのだそうです。ぼくは初めて知りました。ついでに、タカラとトミーが去年の3月に合併していたことも初めて知りました。

 会場はホテルの地階にあるイベント用の広い部屋。入り口には700系のぞみの先頭車両の大きな模型が飾られていました。

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 通路を抜けると、部屋一面におかれたプラレール、そこを自動でぐるぐると動きまわる車両、そして、人、人、人。圧巻です。アマネはどこを見ればいいのか、ただぼうっと眺めていました。

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 おもしろそうだったのは、自走するプラレール型の乗り物。子どもを4人乗せて、楕円の軌道をたった2周するだけですが、子どもたちはとても楽しそうです。アマネを乗せてみましたが、思いのほかニコニコしておりました。おかげで1度ではもの足りず、2度も乗ってしまいました。

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P1010506.JPG(MOV形式、7323KB)

 プラレール釣り、プラレールあみだ、プラレールルーレットなど、用意されていたゲームを一通り体験したあと、販売コーナーでレールの基本セットを1つ買って帰りました。

 さて、家に帰って組み立ててみましたが、アマネはこちらにはあまり食いつかない。彼がミニカーで遊ぶときには、車両を手で上から押さえつけ、その勢いで走らせるのですが、レールの上を走らせるには力が強すぎて、すぐに脱線してしまうのですね。どうもおもしろくなさそう。

 プラレールの対象年齢は3歳以上となっているようです。もう少し待ってから出してあげましょうかね。

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夏だ飛び出せ外遊び

dun (2007年7月22日 13:15)|コメント(0)| トラックバック(0)

 札幌も7月に入ってじわじわと暑くなってきました。夏、であります。そんなわけで、このところ毎週末は家族でいつもどこかに出かけておりました。なにしろ札幌の市内や近郊には外遊びにぴったりの公園やスポットがたくさんあるのです。

滝野すずらん丘陵公園  札幌市民憩いの広場の代表格。どういうわけか「国営」であります。ここに、妻のママ友の家族2組といっしょにバーベキューに行ってきました。

 炊事のできる施設が充実。たくさんのブロックやらイスやらが置かれており、自由に使えるのがよいです。

ノーザンホースパーク  先週、義父母が長崎から孫の顔を見に遊びに来てくれていました。 千歳まで車で迎えに行ったのですが、その帰りに寄り道して行ったのがノーザンホースパーク。

 牧場の中の白樺木立に囲まれた静かな公園といったたたずまい。もちろんおんまさんを近くで見ることができます。

川下公園  家から車で15分ほどにある公園。公園中央から浅い人工の川が一直線に流れており、そこで小さい子どもが水遊びに興じることができます。落ち着きのないアマネはジャブジャブと水の中をひたすら歩き回っていました。 バーベキューのできる広場も常設されていて、半日遊べますね。ここはよいです。

 北の短い夏をタンノーしております。

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支笏湖

dun (2007年7月 8日 13:13)|コメント(0)| トラックバック(0)

 実に気持ちよく晴れ上がった土曜日、ドライブがてら支笏湖に行きました。札幌から車を走らせること1時間ほど。山にかこまれた、青く澄んだ湖に到着です。

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 山に囲まれているのもそのはずで、カルデラ湖のようです。ビジターセンターで紹介されていた解説を読むと、大昔の火山の噴火によってへこんだ窪地に水がたまってできた湖だとのこと。

 貸しボートや温泉施設もあって、ちょっと遊びに来るにはちょうどいいかもしれませんね。

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牛久大仏

dun (2007年5月 5日 09:12)|コメント(0)| トラックバック(0)

 連休中は茨城の実家に帰っていました。今年は連日の行楽日和でなによりでした。

 私たち家族に父母を加え、実家近くにある牛久大仏に行ってきました。ふだんは霊園なのですが、なぜかGW中、大道芸人が来たり屋台が出たりするのです。

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 この大仏、世界一の大きさだそうで、ときおりテレビにも紹介されますのでご存じの方も多いでしょう。実家の辺りを車で走ってますと、かなたにぬっと建っているのが見え、一瞬、スケール感を失います。

 せっかくなので、拝観料を払って大仏の中に入ってみました。入る?そう、この大仏は中が空洞になっていて、供養する小さな仏様がおさめられているのです。それだけでなく、エレベーターで仏像の胸の辺りまで登ることができて、展望台のように内部から外の景色を眺めることができるのです。

 キッチュなものが好きな人間としては、ゆっくり見て回りたかったのですが、アマネが見るからに嫌そうでしたので、早々に退散。彼は、大仏の足下にあるちびっ子広場と動物ふれあい広場の方に夢中になっていました。アマネは特にヤギにご執心で、「ワンワン、ワンワン」と言っておりました。

 そうそう。実家では父も私もどちらも「ジッジ」と呼ばれていました。男はみな「ジッジ」なのだろうか。

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音韻意識研究徐々に始動

dun (2006年11月25日 20:17)|コメント(0)| トラックバック(0)

  ああ、今週もなんだかあっという間に過ぎ去っていったことであるよ。

 水曜、非常勤を終えたその足で新千歳空港へ。名古屋に向かう。共同で音韻意識の発達過程について研究しているhouさんと打ち合わせのため。

 中部国際空港に降り立ったのが夜中だったため、金山のカプセルホテルに投宿。寝るにはまったく不自由しないが、仕事をする環境ではないことが身にしみて分かる。

 明けて木曜、houさん宅におじゃまする。お嬢さんのtomoちゃんと必死になって遊ぶ。本題の打ち合わせが煮詰まるとtomoちゃんと遊ぶ。おかげでだいぶ慣れてくれたのではないかな。

 音韻意識の形成の発達をどのようにモデル化すればよろしいか、欧米で大量に生産される研究が立脚するモデルはむぁったくなっとらんと二人で憤慨しながらレビューを書く算段をたてる。さらには、口ではいくらでも耳に良いことが言えるわけで、そうすると実際にデータを取らねばならないわけで、そのために来年1月の調査開始に向けて、具体的に実験素材選定に入る。いよいよ、である。

 すやりすやり寝ているtomoちゃんに別れを告げ、飛行機で帰った札幌には雪が舞い降りていた。気持ちよいので白石駅から歩いて家まで帰った。

 明けて金曜、九州大の学会からずっと長崎に戻っていた妻子が帰ってきた。アマネはちょっと背が高くなった。きゃあきゃあ叫んでは部屋のすみずみを冒険し、札幌の家の感触をじわじわと取り戻しているよう。

 さあ、これから雪の季節である。今年は3人でそり遊びをしよう。

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カテゴリーは食えない

dun (2006年9月22日 14:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

 まだ帰省中。

 一昨日昨日と、那須に一泊してきた。父母、妹とおいっ子といっしょである。

 帰りがけに寄ったりんどう湖ファミリー牧場で、ソフトクリームを食べた。入り口から入ってすぐのレストランのそばで1つ買って、アマネにも少しあげたところ、あまり欲しがらない。スプーンにすくって顔に近づけても、ぷいとそっぽを向く。

 牧場に移動してそこでも買ってみたところ、こちらのソフトクリームは喜んでぱくぱくと食べる。自分から口をもっていくのである。

 「同じソフトクリームなのにねえ」「あんまり味の違いは分からないけどねえ」

 と顔を見合わせてみるが、当人にしてみれば、まずいものは食いたくない、うまいものならもっと食いたいと、単純なことなのだろう。「ソフトクリーム」というカテゴリーを食っているわけではないのである。

 とすると、ぼくらはいつからカテゴリーを食うようになったのか。とても面白い問題だと思う。

P1000247.jpg これはでかくて食えんなあ

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ただいま帰省中

dun (2006年9月18日 14:20)|コメント(0)| トラックバック(0)

 日曜から家族で茨城に来ています。

 アマネは、羽田までの飛行機では寝ていてくれたのでゆっくりできましたが、空港から実家までの車のなかでは元気でした。

 最近磨きをかけているがに股歩きをさっそく父母に披露しております。芝生の上も大丈夫。

 25日に札幌に戻ります。こちらにいるあいだに、たまった作業を片付けなければなりませんが。

 クリックすると、別ウィンドウで動画が見られます。(Quicktime)

 やじろべえのように歩きます。

 車も運転できるよー。

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はこだて未来大学に行ってきた

dun (2006年9月11日 14:07)|コメント(0)| トラックバック(0)

 卒論生といっしょに、はこだて未来大学へ行ってきました。目的は、人工物とインタラクションを広くご研究されている南部美砂子先生にお会いするため。

 卒論生の一人、わーさんの研究テーマが、「母子間相互行為場面におけるケータイ」というもの。ケータイ研究の動向はこちらはとんとさっぱりなので、ここはご専門の方にうかがうのが最良と、南部先生の門をたたいたのでした。

 札幌からはスーパー北斗で函館入り。駅にて、今回の参加者、めぐくん、わーさんとともにレンタカーに乗り込みました。函館の駅は最近新しくしたのでしょうか、6年前に学会で来たことがあるのですが、そのときはもっとぼろっとした印象でした。ところがいつのまにか近代的な建物に変貌していました。

 街から大学までは車で20分くらいです。函館の内陸になだらかに盛り上がる山の上に大学は建てられました。函館山からの夜景は有名ですが、大学からは「裏夜景」と呼ばれる街の灯が望めるのだそうです。

 大学の駐車場に車を停めると、南部先生と東工大の岩男征樹先生が出迎えにいらしてくださいました。

 今回は研究のヒントのようなものをいただければと考えていたのですが、先方は研究交流会のような形でセッティングして下さっていました。南部研からはゼミ生2人が参加してくれました。彼/女は、わーさんと同じくケータイについての研究をしているそうです。違う点は、一人は小学3年生のケータイ使用、もう一人は高齢者のケータイ使用と、お二人とも機械のユーザビリティの点から見ているところでした。

 研究会は、わーさんのここまでの調査内容の報告に続いて、南部研の2人の発表という順で行なわれました。ケータイそのものが新しいメディアであるだけに、ユーザの視点からの研究は本当に少ないのですね。これから若い3人にはいろいろな視点から具体的なデータを集めてもらいたいと思います。

 ところで、北大の学生は、はこだて未来大学の建築デザインにいちいち驚いていました。なにしろ新しい大学ですから、きれいなのです。僕が岩男先生と日心でのRTの打ち合わせをしている間、めぐ、わーの両氏には大学のなかを探検してきてもらいました。 

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 この大学のように、新しいカリキュラム編成をデザインするとともに、それにみあった建築のデザインもしてしまう、というところは少ないと思います。カリキュラム編成のデザインにあたっては、ヴィゴツキーに由来する学習観も大きな影響を与えたと聞きます。そのあたりは、下の本に詳しいです。

「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体
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 研究のヒントをたっぷりといただいて、大学をあとにしました。南部さん、岩男さん、そして学生の皆さん、どうもありがとうございました。

 このあと、ぼくが予約した宿の名前をど忘れして、1時間ほどうろうろと探し回るという失態を演じたりもしましたが、無事に投宿。函館の夜の駅前をぶらぶらと3人でそぞろ歩きしながら打ち上げです。

 1軒めは「根ぼっけ」。海のなかであちこち動かず、居着いてしまったホッケのことを根ぼっけというのだそうですが、その魚の名を店名にしているだけあって、根ぼっけ料理がウリのようです。貧乏な3人でしたので、根ぼっけ焼き半身(小)を頼みましたが、3人だとそれでも十分なくらいでかいものが来ました。その他、刺身も活きがよくたいへんおいしい。実は、ここは南部先生に教わったお店なのでした。感謝であります。

 2軒めは「杉の子」。ここは居酒屋好きには知られた古いバー。柱にかかった操舵輪をはじめ、年季の入ったオブジェが壁一面を埋め尽くしています。函館という観光地にありながら、地元の方らしき人がひっきりなしにドアを開けてくるのは良いお店の証拠。ここでは、オリジナルのカクテル「八甲田丸」をいただきました(その他に、青函連絡船の名を取ったとおぼしきカクテルが3種類ほどありました)。卵を使ったリキュール(名前、失念)を使っているそうで、グラスのなかのクリーム色をなめると甘酸っぱくコクのある味が舌にまとわりついてきます。めぐ、わーの両氏は「うまいうまい」と感動してお酒を飲んでいました。

 宿の門限は11時、現在10時半です。大急ぎで戻ったところが、すでに共同浴場は終了。部屋でめぐくんの卒論指導をしたのち、汗くさいままふとんのなかで気を失いましたとさ。

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KICR訪問記こぼれ話

dun (2006年3月11日 14:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

・おこぼれ1 飛行機

 往きに乗ったJAL機は通路をはさんで横4人がけしかできない小型のやつだった。これがまた強烈に揺れる。正直言って怖かった。

 往きの飛行機の話でもうひとつ。陳先生のチケットに書かれていた座席番号は「11H」。ぼくのは「12C」。こう書かれていたら、「ABDEFG」という並びのCとHだと思うのが当然だろう。外から見た機体はずいぶん小さいのに、なぜ座席が横にそんなに並ぶのだろう。混乱してしまった。

 実際には、「ACHK」という4席並びのCとHだった。ウィトゲンシュタインの言う「規則」の話を思い出した。そうだよなあ、勝手に規則的だと思いこんでいることってあるよなあ。

・おこぼれ2 タクシーのなかで

 タクシーの運ちゃんの話。けいはんなの学術文化研究都市は、山を切り開いてむりやり造られた計画都市である。どうやら元代議士のノナカさんが引っ張ってきたらしい。山の持ち主は一晩で億万長者となったそうだ。ただ、いかんせん交通の便が悪い。

 むりやり作られた計画都市という意味では筑波も似たようなものである。学園都市が生まれて30年、ようやく昨年東京と電車が通じた。あと20年くらい待てばけいはんなにも電車が走るだろうか。できるとしたら、高架のモノレールかな。

・おこぼれ3 梅田の夜と朝

 帰りの伊丹空港に行きやすいように、ホテルは大阪梅田に取った。泊まったOSホテルのすぐ裏にはお初天神がある。

 一仕事終えた陳先生とぼくはホテル裏のアーケードをさまよい、鍋料理屋で舌鼓を打った。陳先生からは台湾からイギリスへ渡ったいきさつや、イギリスでの学生生活についてうかがった。

 あまりに眠く、11時には就寝。

 次の日、朝食後に街を散歩した。お初天神は2回目だ。最初に来たのは、『アタック25』に出場したときで、確か近くのお好み焼き屋でメシを食った覚えがある。

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 出勤途中のサラリーマンが神社の敷地内を斜めに突っ切っていく。その途中、賽銭箱の前で立ち止まり、小銭をそこに投げ入れて上にかかった鈴を振り、手を合わせてから足早に去っていった。ふと、アイルランドのゴールウェイで見た光景を思い出した。朝の教会の前を出勤途中の女性が足早に通り過ぎながら、胸の前ですばやく十字を切るのだ。宗教というのはけして観念的なものではなく、こういう、日頃の暮らしに埋め込まれた些細なことなのだろう。

 バー「北サンボア」の前の日だまりに子猫が2匹、うずくまっていた。

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カルメン故郷に帰る

dun (2006年3月 7日 12:23)|コメント(0)| トラックバック(0)

 週末に有給をつけて茨城へ帰省した。アマネにとっては初めての茨城である。

 往きはANAで。搭乗受付カウンターで「赤ちゃん連れですが、都合のいい座席を取ってください」と伝えると、「ベビーベッドをお使いになりますか」とのこと。どのようなものか知らないが、とりあえず「はい」と言ってみる。
 座席は、機内映像が映し出されるスクリーンのある壁のちょうど前だった。壁には穴が3カ所空いている。離陸後しばらくすると、フライトアテンダントがやってきて、鉄のフレームに布のはられたかごのようなものを持ってきた。フレームの端を壁の3カ所の穴に差し込んだ。これがベビーベッドなのだそうな。確かに、飲み物を飲むときなど、このかごの中に赤ちゃんを入れておくとだいぶ楽である。

 羽田に到着、実家の父母が車で迎えに来てくれていた。アマネは会う早々大泣きである。ひとみしりが激しい。父母はあまりアマネに顔を合わせないようにしていた。さいわいチャイルドシートのなかでは大人しくしていてくれていた。

 実家には妹夫婦とその子ども(1歳)が来ていた。この子はとにかく走り回り、興味のあるものを手当たり次第触りまくる。夕食は大騒ぎしながら食べた。

 2日目、午前中にアマネをだっこして近所を散歩。目の前の丘を登ったところにあるご先祖様の墓にアマネの顔を見せ、手を合わせる。盆にも彼岸にも来ることができなかったので。
 午後から、妹夫婦とともに、老人ホームに入っている祖父にアマネを見せに行く。だいぶ耳は遠いのだが、それでも受け答えはしっかりしていた。

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 3日目、妻が、筑波時代からながらく懇意にしていただいている美容師さんのところへ、調髪してもらいに行く。ついでにアマネも髪を切ってもらう。生まれたときのまま、ボサボサだったのだ。美容師さんの顔を見て大泣きしながら、顔をぶんぶんとふりながら、ようやく切ってもらう。

  4日目、妻は長崎の実家へ、ぼくは仕事があるので札幌へ。昨年11月のように、また1か月半ほど単身赴任生活である。ふたたび父母に羽田に送ってもらう。アマネも二人にはもうすっかり慣れ、昼食を食べるときにはだっこをされても騒がなくなった。よかった。

 自分の将来のことはさっぱり分からないものの、できれば生まれ育ったこの地で最期を迎えたい。たいした家でもないが、とりあえず代々引き継いできたものもある。アマネは八代目にあたるらしい。君がどう思うかは分からないし、反抗してどこかに行ってしまうかもしれないけど、ここは確かに君の根っこの1つなのだよ。覚えておきなさい。

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 札幌に戻ると、道路の雪はほとんど融けてなくなっていた。

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子育て支援センター

dun (2005年10月23日 00:46)|コメント(0)| トラックバック(0)

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昼過ぎから、ベビーカーに子どもを乗せて、妻と3人で札幌市子育て支援総合センターを訪れた。2~4ヶ月児向けの歌遊び講座に参加するためだ。妻が申し込んでくれた。

 札幌市子育て支援総合センターは、昨年誕生したばかりの新しい施設である。札幌の繁華街、すすきのの中心から歩いて5分ほどの場所にある。繁華街のそばにありながら周囲は閑静なたたずまい。それもそのはずで、小学校の敷地内に、保育園と小学校に隣接して建てられている。さらに、正面入り口のすぐ脇には交番まである。

 歌遊び講座には15組ほどの親子が参加していたろうか。妻の友だち関係のみなさんを中心に小さな輪ができる。

 センター職員の方だろうか、講師となり、赤ちゃんを相手にしてちょうどいい歌を、参加者がそれぞれ自分のところの子どもに歌って聞かせる。歌といってもたいそうなものを覚えなければならないのではなく、子どもに向かい合うという姿勢とリズミカルな歌い方と肌と肌で直接触れ合うことを心がけましょうという程度。単純だが、確かに大事なこと。

 帰りがけに、行きつけの居酒屋に行き、子どもの顔を見せた。子どもを見るとみなにこにこしてくれる。そう言えば、地下鉄駅のエレベータではご高齢の方々がみな子どもの顔を見てにこにこしてくれる。街というものの持つもう一つの顔が透けて見える。

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