べてるの家のエスノグラフィ

dun (2014年9月16日 15:30)|コメント(0)| トラックバック(0)

とある理由で,この秋に,浦河町のべてるの家を見学させていただけることになりました。

これまたとある理由で,べてるの家のことについて英語で紹介されたサイトなどがないか物色しておりましたら,そこをフィールドワークした映像人類学者がいること,さらにはエスノグラフィを書いておられることを知りました。

Karen Nakamura

Diability of the soul

さっそく本を買い,サイトを参照させていただきました。

エスノグラフィについてのサイトには,フィールドワークの過程で撮影された映像をきちんと編集したフィルムが紹介されています。本を買うとついてくるDVDにおさめられているのとだいたい同じ動画です。

と,そうこうしている矢先に,件の本が邦訳されたのですね。こちらも買ってしまいました。

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続・読み聞かせについて考えるのココロだー

dun (2011年11月26日 22:24)|コメント(0)| トラックバック(0)

上士幌中の石川晋先生のブログ「すぽんじのこころ」にて、先生が拙文をご紹介くださいました。

日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2979号☆「読み聞かせる教室づくり」(17)石川晋(北海道)

北海道の学校の先生方とお近づきになりたくて、石川先生たちの主催される研修会にたまたま参加させていただいたのがお会いした最初だったと思います。参加するたびにショックを受けて帰ってくるのですが、一番のショックは、「学校の先生のサークル活動ってこんなに楽しいのか!」というものでした。

中でもすごく楽しそうにお話をされているのが石川先生で、そのお話の中身もずっと聞いていたくなるようなものでした。あらゆることがつきぬけているんですね。それ以来、石川先生は、私にとって「心の師匠」であります(ちなみに、心の師匠は30人ほどいます)。

その先生にご紹介いただき、感激しました。ので、こうして綴っているのです。

石川先生の読み聞かせについての考え方は、その後、ぼくが読み聞かせをしたり、誰かが読み聞かせをしているのを見たりするときの、感じ方のひとつの基準となっています。

教育の目的は文化の継承にあります。教育にたずさわる教師は、継承する文化の体現者でなければなりません。この考え方は早稲田の宮崎清孝先生が斎藤喜博について考察している中で述べていることですが、ぼくもそう思います。

本が文化であることはもちろんですが、本を誰かに読んであげることそのものも文化でしょう。石川先生は、教室の中で、読み聞かせという文化を体現しておられるのだと思います。読み聞かせの内容を通じて文化を伝えるのではなく、読み聞かせという文化そのものを伝えること。

以前、石川先生の上士幌中での授業を実際に拝見したことがありますが、中学1年から3年生まで、すべてのクラスで授業中に先生は読み聞かせをされていました。生徒たちはそこでは内容を聞くと同時に、「本を読んで聞かせる大人」と出会っているのだと言えます。生徒たちは、ゆくゆくは、「なぜその大人が読み聞かせをしてくれたのか」「その大人の背後にはどんな文化がそびえていたのか」について気がつくときが来るのでしょうが、それは中学を卒業した後のことでしょう。すぐには結果の出ないことなのです。

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別にいぢわるされたわけではなかったらしい

dun (2011年7月 5日 22:14)|コメント(0)| トラックバック(0)

CiNii八分の件だが,いろいろ調べていたら,拙文をご高覧された方が,当該の文章がNDL採録規準を満たしていなかったのではとご指摘くださっているのを発見した。

http://b.hatena.ne.jp/xiaodong/20110705#bookmark-49402058

国立国会図書館の雑誌記事索引記事採録基準によると,確かに以下のように書いてある。

1 記事のページ数による選定
 採録誌に掲載された記事のうち、記事の分量に関わらず3ページ以上にわたる記事で、2に該当しないものを採録する。ただし、次に該当する場合は2ページ以下の記事でも採録することができる。

(1) 文献目録(新刊紹介は採録しない。)
(2) 総目次(毎号掲載されていると思われる総目次は採録しない。)
(3) 一般週刊誌の特集記事(ワイド記事)内の個々の記事
(4) 調査・研究に有用なため、特に雑誌単位で2ページ以下の記事も採録すると指定している場合(ただし、分量が1ページ未満の記事は採録しない。)

2 選定しない記事
 上記1に該当しても、下記に該当する記事は採録しない。

(1) 次のような単なる事実の報知記事
 (イ)団体及び事業の会計報告
 (ロ)名簿、人事情報、組織変更等の情報
 (ハ)紀要等の業績一覧
 (ニ)会告、会則、定期大会プログラム、イベントカレンダー
 (ホ)投稿規程、読者の投稿欄、編集後記
 (へ)広告及び宣伝・広告を主目的とする記事
(2) 娯楽的要素の強い記事
 (イ)一般週刊誌のグラビア記事
 (ロ)漫画
(3) 詩、短歌、俳句等
(4) 解説などの付されていない次のようなデータ、資料類、原資料
 (イ)数値情報のみの記事
 (ロ)各種試験問題
 (ハ)法令(外国の法令の翻訳は採録する。)
 (ニ)判例
(5) 学位論文要旨及びその審査報告 

まことにお恥ずかしい話だが,このような基準があったことをまったく知らなかった。知ることができて,よかった。感謝します。

当の文章は1の各号に該当せず,かつ3ページ未満なので採録されなかったわけだ。それならしかたない。イラストでも入れておけばよかったかな。

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CiNii八分?

dun (2011年7月 1日 21:00)|コメント(0)| トラックバック(0)

先日,とある雑誌にとある先生のご著書について書評を書かせていただいた。たった2ページの駄文である。

自身のサイト(ここね)に業績一覧を掲載しているので,CiNiiに書誌情報が載っていればそこにリンクでも貼ろうかと,検索してみた。

…ひっかからない。しかし,当の文章が掲載された号の他の論文は書誌情報がある。どういうことなのだろう。いろいろなやり方で検索をかけてみるも,いずれもダメ。

要は,当の文章の情報はデータベースに登録されていない,ということなのだろう。

お目汚しのような文章なので,人様に知られないというのは歓迎すべき状況なのかもしれない。それは別にいいのだが(本当はよくない。ちょっと怒っている),ここで俄然気になるのは,出版された論文はどのような手続きによってCiNiiに登録されるのかという点である。

しかしもっと気になるのは,このような場合,当の文章は「なかったこと」になってしまうのではないか,ということである。例えば,雑誌そのものを閲覧できなければ,記事をCiNiiなどで検索して必要な論文だけ入手するわけだが,そもそも登録されていないので検索に引っかからない場合,ある論文が存在すること自体知ることができない。

かつて,Googleのデータベースから抜け落ちていて,検索で引っかからないものは,ウェブ上では存在しないことになってしまう,という「グーグル八分」が話題になったが,CiNiiのデータベースでも同じことが起こる。「CiNii八分」とでも言おうか。

たぶん,このへんにコンタクトすれば修正なりなんなりしてくれるのだろうが,なんとなく自分でやるのは気恥ずかしい。どうすりゃいいんだろう。

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あのサイトはいったいどなたが作ったのでしょう

dun (2010年1月 5日 13:16)|コメント(0)| トラックバック(0)

 という問い合わせをいただきました。「あのサイト」とは、年末に公開された、教育学院・学部公式サイトのことです。

 北海道大学大学院教育学研究院・教育学院・教育学部

 年末年始は実家に帰っていたのですが、管理者として、気になったところをちょこちょこ直していました。CMS化した結果、ブラウザさえあればどこででも修正できるようになったので、楽ちんです。

 さて、こんなすばらしいサイトとシステムを製作してくださった業者さんですが、VERSION2さんという会社です。

 VERSION2

 デザインはGear8さんが担当してくださいました。

 Gear8

 Gear8さんは現在ご活躍中の会社で、北海道新聞のサイト(どうしんウェブ)なんかのデザインをされています。見てみると、確かにどことなく学院のサイトと似ていますね。細かなパーツに面影があります。

 リリース直前には、メールのやりとりや打ち合わせでこちらから相当うるさく注文を出しましたが、嫌がらずに受け入れてくださいました。ありがとうございました。

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サイトリニューアル

dun (2009年12月25日 21:43)|コメント(0)| トラックバック(0)

 と言っても、このサイトではない。

 ぼくの所属する組織のサイトである。

 北海道大学大学院教育学研究院/教育学院/教育学部

 サイトの管理を担当するようになって4年目になるが、ここ2年くらい、抜本的なリニューアルをしようしようと思いながらもできずにいた。

 去年から今年にかけて条件がとんとんと整ったので、思い切ってリニューアルとそれにかかる予算増額を提案したのが春で、認められたのが6月のこと。そこからなんだかんだあり、業者さんとは秋口から具体的な作業について打ち合わせが始まったのだった。それから2か月。クリスマスにようやく完成し、公開の運びとなった。

 1年かかるものなのだね。

 今回のリニューアルの目玉は、CMS化したこと。とにかく管理しやすくしたのである。これによって、教員一人ひとりが、自分のプロフィール紹介ページの内容を、いつでも好きな時に、ブラウザ上で変更することができる。

 年内に片がついて本当によかった。リニューアルに携わっていただいた方々にあらためてお礼申し上げます。

---以下12/26追記---
 WinXP、IE8で上記サイトを見たところデザインが崩れて見えるというご指摘をいただきました。
 どうもきれいに見えないといった不具合のある方にお願いなのですが、ご自身の閲覧環境と不具合の状況(できればスクリーンをキャプチャした画像があれば助かります)をお知らせくださいますでしょうか。対応をしたいと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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計算サイト

dun (2009年12月23日 21:42)|コメント(0)| トラックバック(0)

 学部生に統計を教える必要があって、自分自身試行錯誤している。

 そうしたなか、こんなサイトがあった。カシオが製作しているようだ。

 高精度計算サイト Keisan

 統計で使うさまざまな分布についても計算してくれる。実習するうえで大変便利なのは、ブラウザ上で最小限の操作を行うことで、必要な計算をしてくれること。たとえば、自由度を変えるとカイ二乗分布の形がどう変わるかなど、即時的に確認してもらうことができる。

 さっそく来年の実習で紹介しよう。

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Youtubeの動画をPowerPointに埋め込むアドイン

dun (2009年11月 5日 21:25)|コメント(0)| トラックバック(0)

 某先生よりYoutubeの動画をPowerPointに埋め込みたいと問い合わせのメール。つらつら調べていたら、こちらのサイトを発見。

 メディアデザイン専門部会 Webサイト-Power Point Power Use

 発見したエントリーで、こんなアドインが紹介されていました。

 YouTube Video Wizard (YTV)

 PowerPointのアドインとして組み込むと、メニューの「挿入」(2003の場合)にYoutube Videoというコマンドが現れます。それを選択すると、ウィザードが出現。埋め込みたい動画のURLをコピペして、どのくらいのサイズで出すかなどを決定すると、プレゼンに直で動画を埋め込むことができます。

 ただし、ネット環境がなければ使えないようです。ネットにつながっていないPCでプレゼンするしかないのであれば、やはりflvで落として貼り付け可能な動画形式に変換するのが一番の近道なのかな。

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Skypeは便利だ

dun (2009年10月23日 21:18)|コメント(0)| トラックバック(0)

 先日に引き続き、2度目のSkypeチャレンジ。たった今、会話が終了したところ。

 今回はアメリカとの通話だったが、前回のトラブルはなんだったんだろうと思うほど、快適だった。声がとぎれることもなく、映像もばっちり。

 2人でエクセルのデータをそれぞれの環境で開きながらの打ち合わせ中、ぼくの方で古いデータを先方に送っていたことに気づいた。メールで最新のデータを送ろうとすると、「Skypeで送れますよ」のこと。ファイルをドロップすると、あっという間に向こうに送られた。

 すごいなあ、便利だなあ、Skype。

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Skypeは難しい

dun (2009年10月19日 21:14)|コメント(0)| トラックバック(0)

 とある打ち合わせのため、日曜なるも大学へ。

 打ち合わせ会場は横浜である。札幌の研究室と横浜の某研究室とをSkypeで結んでみる。某研究室に打ち合わせ参加メンバーがそろっていて、ぼくは一人このような形での参加である。アカウントは以前から取っておいたのだけど、使う機会がなかったので、初めての体験である。

 最初はとても面白かった。時代は進んだなあ。

 さて、打ち合わせが終わり、結果として思ったこと。

 可能であれば、会話の場に直接いた方がいい。

 ネットワークの調子如何で、動画と音声のクオリティがコロコロと変わる。最後の方はぷつぷつ途切れてばかりであちらの会話がほとんど聞き取れなかった。

 それもあるのだろうが、今、自分に話しかけられているのかどうかがよくわからない場合が多い。「伊藤さん」という言葉が会話の端々に出てくるのだが、それが自分に対する呼びかけなのか、それとも自分のことが話題に上っているだけなのかが判別つかない。

 これは相互行為分析的にはよく理解できる。というのも、会話場面において参加者はネクストスピーカーの選択のためにいくつものリソースを用いているのだが、そのうちいくつかがSkypeでは使えない。たとえば視線などだ。向こうでは複数の参加者が視線のやりとりをしていて、会話のアドレスが自明であるために、かえってこちらには不明になる。このことは、文字によるチャットと比較すればよくわかる。文字だけであればネクストスピーカーの選択を文字で行うことになるから、参加者全員にとって自明になる。

 そういったことを考慮に入れた上で、ひとくふう入れれば、とても楽しいツールになりそう。たぶんそういう工夫はもうすでになされているのだろうな。

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助動詞「ない」の連用形中止法

dun (2009年1月25日 21:27)|コメント(0)| トラックバック(0)

 学生のレポートなどを採点していると、ときに、自分にとって「据わりの悪い」日本語表記に出会うことがある。

 たとえば、鉤括弧を閉じた中に句点を追い込む表記。「そうなんですよ、山本さん。」のようなもの。

 私の教わった限りでは、鉤括弧の中の文末には句点を打たないことになっていたはずだった。なので、最初の頃はそのように書いてきた学生には修正させていた。ところが、どうも追い込む表記で習わなくなったらしい。あるとき松井豊先生の『心理学論文の書き方』(河出書房新社)を読んだところ、そのようなことが書いてあった。それ以降は、修正させることはなくなったものの、やはりいまだに個人的には据わりの悪い表記である。

 あと、しばらく前から気になっていた表記として、こういうのもあった。

 レポートを提出しなければならなく、時間もなく、困っています。

 一読、個人的に強い違和感をもつ個所がある。最初に出てくる「なく」である。これが「~しなければなら、云々」という表記であれば違和感はない。また、二番目の「なく」はこのままでも違和感はない。どうしてだろう。

 調べてみると、上記例文の中途に現れる「なく」のような表現は「連用形中止法」と呼ぶらしい。後続するはずの用言を落として連用形だけ残した表現であり(←これもそうだ)、特に珍しいものではない。「時間もなく」の場合は、形容詞「ない」の連用形で終わっている形である。

 どうも違和感をもつのは、「ない」が助動詞の場合のようだ。「花は咲かなく、鳥も飛ばない」。うーん、変だ。

 では、正書法からして誤用かというとはっきりしない。たとえば「教えてgoo」に以下のような投書があり、それに対しては「誤用とは言えない」という回答があった。

  「楽しいときでも笑わなく」が不自然な文法的根拠

 助動詞「ない」を連用形中止法に用いることは、誤用ではないが、慣用されてもいない、といったところだろうか。

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視覚的断崖

dun (2008年10月 1日 14:32)|コメント(0)| トラックバック(0)

 日本語訳も出ている、Mind Hacksブログ版より。

 エレノア・ギブソンによる視覚的断崖実験を紹介するビデオがあるそうな。

 
Visual Cliff from criener on Vimeo

 台の奥にちらりと映るメガネの女性がエレノアさんだろうかね。どうだかね。

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写真→イラスト

dun (2008年7月16日 22:21)|コメント(0)| トラックバック(0)

 アルファブロガーとしておなじみの小飼弾氏のブログからの情報。

 404 Blog Not Found  これスゴ! - BeFunky

 アップした写真をイラスト風にしてくれるサービスがこちら。

 Befunky

 たとえば,こんなファンキーな写真が。

P1020460.JPG

こんな感じの,ファンキーなイラストに。

1216189398-1216189398.jpg

 オー。こりゃすげえや。

 まっさきに思い浮かんだ使い方は,研究目的で撮影したビデオ映像から取り込んだ静止画を,ファンキーな線画にすること。静止画そのままだと,個人の顔が特定されるため,プレゼンや論文に載せるにはなんらかの加工が必要なわけ。

 これまでは,静止画が映ったディスプレイに紙を置いてトレスしたり,フォトショで輪郭抽出をしたりしていました。そんな手間もこのサービスで一発解消!

 ...と思ったのですが,利用規約を読むと,「個人利用に限る」とありますね。うーん,残念。

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