ヴィゴツキーの心理学理論や発達理論は今から90年ほど前に構想されたものでありながら,現在でもなお輝きを失わずに注目を集め続けています。では,現代の日本社会においてヴィゴツキー理論を読み,理解することにはどのような意義があるのでしょうか。
このことについて,彼の理論を精読し,翻訳を世に問い続けている3人の研究者から提供いただく話題を通して考えるオンラインシンポジウムを企画いたしました。多くの方のご参加をお待ちしております。
●登壇者(敬称略)
話題提供
佐藤公治 「ヴィゴツキーの三つの「時間」(系統発生・文化=歴史的変化・個体発生)を考える―「重層的発達論」あるいは「人間心理の歴史性」―」
伊藤美和子「ヴィゴツキー心理学の胎動期― 苦悩の克服と方法―」
神谷栄司 「ヴィゴツキー(1896-1934)をどのように読む(研究する)のか―①縦への連関と横への連関、②「知と情」の統一的把握、③使用言語、そして、わたし自身の反省―」
指定討論 加藤弘通
●開催日時 2024年12月21日(土)13時~17時
●開催方式 オンライン
●参加希望の方は下のURLよりフォームにてお申し込み下さい。
zoomに接続するリンクをメールにて追ってお送りします。
なお,本シンポジウムは後日の配信はいたしませんのであしからずご了承ください。
申し込み締め切り:2024年12月18日(水)
https://forms.gle/aJhDYP7vtKj5DD2t8
●主催 日本発達心理学会北海道地区懇話会